華僑・華人は海南料理を広める
中国海南島。
中国屈指のビーチリゾートです。
中国最南端で緯度的にはラオスのビエンチャン、タイのチェンマイくらいです。日本からは飛行機の直行便はないので、中国の主要都市からの経由便を使うことになります。私たちは10年少し前に深圳から一度行きました。
観光地としての三亜。きれいな海でした。
しかし残念ながら何を食べたのかよく覚えていないです。
中国にはそれぞれの地方での魅力的な料理体系が豊富であるのも関わらず、「海南料理」は、中国本土としての料理としては知名度はこれからなのかもしれません。
しかし、「海南xx」と聞けば南洋中華に少しでも馴染みがある人は誰もが真っ先に「海南鶏飯」をあげます。シンガポールのMAXWELL FOOD CENTERで食べた「天天海南鶏飯」。今でも脳裏に蘇るほど衝撃的においしかったです。ランチタイムは過ぎていたのですが、しっかりと行列に並びました。
他には、お粥です。「海南粥」
同じMAXWELL FOOD CENTER の真真粥品。朝早くから朝食をいただきにいきました。
何とも優しい味でした。店主さんに聞いたところ「海南粥」ということです。
他にも、シンガポールには「間接的な」海南料理がたくさんあるのですね。例えば「カヤトースト」。シンガポールの朝食の定番です。
詳しくは伊能すみ子さんの下記に詳しくご案内があります。
華僑・華人としてしっかりと海南料理を広めています。
それでは日本ではどうでしょうか?
海南鶏飯は非常に有名です。海南粥はたぶんこれからでしょう。
中華のレストランは?
海南島出身の方のレストランは、探せばあります。例えば調布市の「海南記」。名前の通りですね。
料理は「麻辣牛肉麺」を頼みました。四川ですね。しっかりと麻辣が効いた本格的な味でした。
シンガポールなど南洋中華だけでなく、日本でも海南の特色が色濃く反映された料理が広まっていくのを楽しみにしていきたいと思います。
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