見出し画像

技術士合格までの長い時間(11)

日本技術士会さんからお手紙が届いた

明日が二次試験の筆記試験の合格発表という日、つまり前日に日本技術士会からA4の書類が入った封筒が届いた。
開封すると中に『技術士一次試験を合格された方へ』というタイトルのお手紙が入っていた。内容は一言で言うと、日本技術士会に参加・登録してね!というもの。

なぜ合格発表の前日に届くのか?と考えたら、もしかしたら、二次試験の不合格を暗示しているのかもしれないと結果発表前にとてもとても不安になった。(強調)
※  たまたまかもしれないが、このタイミングでのお手紙は心臓に悪い!

結果発表〜〜〜〜♬

翌日、日本技術士会の合格発表を見たら自分の受験番号があった。(嬉)
数日して結果通知書と口頭試験の案内が届いて、あらためて結果を確認。

へへっ、筆記試験合格〜〜♪(ヨロコビ〜〜)

この日の夜は、近くのスーパーで安いシャンパンを買ってお祝いとして
飲み干した。うぇ〜い♬って気分に浸りました。

口頭試験は約1ヶ月後の2月上旬に渋谷のフォーラムエイトで実施すると
書いてありました。

ここ数年、クールビズやウォームビズやテレワークだったから久々にスーツを着ることになる。そうそう、気分一新でネクタイは新調しなきゃ

前日に届いた日本技術士会からのお手紙は、もし不合格だったらトラウマになるから今後はあのタイミングで届くようなことはやめてほしい。

翌日から口頭試験対策を始めました

口頭試験対策と言ってもやったことは、

  • 二次試験願書の自分の経歴と小論文の内容を再確認

  • 技術士法の再確認として全ての条項をもう一度目を通した

  • ネクタイを二本新たに買った

口頭試験当日

渋谷のフォーラムエイトは過去に何度か前を通った事があるけど、ビルの中に入ったのは初めて。自分の受験した機械部門の産業機械・生産システムの専門科目は自分が最後の面接受験者のようでした。控え室に入ると、だだっ広いお部屋に私だけポツンと一人。予定時間の5分前になったので、口頭試験面接が行われる部屋へ移動。部屋の入り口の横に椅子が置いてあります。椅子に座って呼ばれるまで
じぃ〜〜っと待機。面接前のこの時間は試されているみたいです。

さて、前の口頭試験を受験された方が退席して数分の後、入室を促されて着席して口頭試験(面接)スタート。

聞かれた事はこんな内容でした(忘れているのもあるけど)

  • 業務経歴の中の、『特殊用途向け半導体』とは何ですか

  • 顧客や協力会社とのコミニュケーションについて

  • 継続研鑽はどのようにしているか

  • 技術的な内容で技術者論理の観点で行っていること

  • 筆記試験の内容でBCPを選択して解答していますが、実際に行っている事

時間はちょうど20分で終わりました。あっと言うまに終わった感じでした。

感想

こんな内容でいいの?と逆に不安になるぐらい質問内容はあっさりしていました。
また、準備して覚え直した技術士法の事はいっさい聞かれなかった。

帰りにフォーラムエイトの隣のビルにある、長崎ちゃんぽんの有名なお店の
『長崎飯店』に行って皿うどんを食べたかったのですが、コロナ禍で営業時間が短くなっていて、訪れた時間帯にはお店は開いていなかった。

次にチャンスができたら訪れてみたい。

最終結果発表は約二ヶ月後の4月30日と口頭試験受付時にもらった資料に書いてありました。約二ヶ月の間ドキドキな気分で過ごしたのは言うまでもない。


次回は最終回です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?