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ホームベーカリー研究部、第4回試作

結果から言おう


第4回目の試作はイメージした完成品のレベルには遠い失敗作であると。


今回の試作品


某社のホットビスケットを目指しました。

参考にした動画はこちら

所要時間も短く簡単にできそうという落とし穴に見事に落ちました。

製作過程


粉類の調合

強力粉+ベーキングパウダー+塩

振り返るとここで一つ目のミスを犯している。
しかしながら、この時点では気が付いていない。

次に、粉とバターを混ぜ合わせ、馴染ませながらまとめ上げていくのだが、ここで二つ目のミスを犯している。それは、生地がまとまらないので捏ねているのである。つまり、捏ねた時に体温が生地内のバターを溶かしているのである。

その効果は焼き上がり後に目にする。

成形後


成形後の見た目は良さそうである。

型抜き成形後、一見良さそう

三つ目のミス

オーブンを予め予熱しておくのだが、天板(トレー)を入れずに予熱をスタートさせてしまった。予熱を途中でやめてやり直せばよかったのだが、この時はさほど影響は無いものだろうとたかを括ったのがいけなかった。

焼き


オーブンの窓から覗いていると想定していたよりも膨らんでいない。当初は15分のベーキング時間だったものをプラス10分を入れている。4つ目のミスだと思う。

焼き上がり後


焼き上がり後、空冷中

焼き上がったもののチェックと試食

外観

  • 動画のイメージから遠く膨れていない

  • 表面の焼き色が薄すぎる(焼き時間を延長したのにも関わらず)

  • 裏面側はガリガリに近い焼き上がり

実食(試食)

  • 塩辛い!の一言だけ。例えるなら旧山崎ナビスコのリッツのように塩味が強い

  • 外側サックリ中側しっとりではなく、外も中もザックリ

  • 中に層か僅かしか生成されていなかった

反省と原因推測

  • 粉類の調合の際、『塩二つまみ』を入れているが、ひとつまみのレベルを知らないので多くなってしまった。(指3本でひとつまみ X  2)

  • 成形時に生地がまとまらないので手で捏ねた際に体温によりバターが溶け出した。さらには冷却するリカバリーを知らなかった。

  • 生地のまとめ方(重ねてつぶしてを繰り返す)が下手っぴ

  • オーブンの予備加熱の際、天板(トレー)の予熱を怠った為に、本加熱時にはオーブンの炉内の温度が下がってしまった。

試作品は全て実食しました。意外と蜂蜜をつけると甘しょっぱくなりいけた。

また、再挑戦するぜ!!

続く

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