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この世で最もどうでもいい話の一つは

他人が語る夢の話だと聞いたことがある。なるほど、妄想とほぼ同義な上に意識的に考えたわけでも無いから背景や経緯にも欠けていたりして、なんの役にも立たない。確かに薄っぺらそうだぜ。よっぽど衝撃的な内容か、語り方が上手い人でもなければ、無味無臭で霞のような味わいあるカテゴリに属していそうだな『夢の話』。

ところで俺は他人に自分の見た夢を語るのが大好きである。

でも大体が別にインパクトある内容でも無いし、面白おかしく話せてもいないので、初対面の相手の『興味のない話題を振られた時の反応』(これにより相手がコミュ力底辺の存在に遭遇した時の純粋な反応が見られる。是非皆様もお試しあれ)が見たい時でもなければ滅多に話さない。

そんな百万回噛んだ後のガムよりも味がしない話題に言及できるのも一重にこの『月夜の提灯』という書くことのハードルを奈落の底にめり込むまで下げたマガジンを作れたからだ。

ストレスフリー過ぎて逆に毎日投稿により文章力をあげる的な当初の目標が置き去りにされていないでもないが、まあ書くことに慣れるという観点で言えばゼロではない。多分メイビーきっとプロバボリー。

……ふ、ふふふ、いやあにしても、繰り返しになってしまうが、まったく、どうでもいい話をする事のなんとハードルが低いことか!  気持ちイイ!  書いてて楽だ!  夢の話をしよう!  この世で1番どうでもいい話だ!

信じられないほど青く澄み切って美しい&青空が限りなく奥まで見えて恐ろしい真昼の時間に、スカイツリーを100本束ねたよりも太く高くそびえ立つ崩壊した巨塔とそれをすっぽりと覆う大きさで横に生えている桜の木から舞い散り視界の半分以上を占める花びらの隙間から射す夕陽の煌めき!

上下左右前後全ての方向で無軌道無限に連なり続ける超高層ビル、重力がおかしい風景の端から端までを立体起動装置を操りながら縦横無尽で駆ける時のあの高揚感に、ビルの側面で止まって周りをグルリと見渡した時に目にした超未来的SFチックな建物の数々と足元に地面が見えず、頭上には空が見えない高層ビルの合わせ鏡めいた光景!

あとエロい夢!

起きた時に印象に残っていた夢の数々を尾ひれはひれ背びれ胸びれつけて堂々と語っていこう!  何も気にする必要はない、『月夜の提灯』はそういう場(マガジン)なのだから!

ブラボー!

おお、ブラボー!!
(パチパチパチパチ…………(段々と音が遠ざかっていく))

※でも他のマガジンではちゃんと気を張っていこうという戒めをここに残す。楽しむのもいいが成長も求めるなら苦労は避けては通れない。ゆめ、忘れることなかれ。


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