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タイムマシーンで中1に戻る

宝物箱の棚卸しをしてみたら、
中学1年生のメモ、日記は作品のようだった。後編。


ちゃんす。
チャンスは 自分で作るというが、
チャンスは 有るか 無いか だと思う。
無いチャンスは手にいれることが出来ない。
それより手に入れられる 有るチャンスを
有効活用するべきだ。

13y/7

Human
人間は頼りにされると嬉しくなる。
どうやったら、頼りにされる人に成れるのか。
1、まずは自分のことを完璧にできること。(忘れ物をしない)
2、メソメソしない強さを持っていること。(一人きりの意見でも言う)
3、心を配っていること。(休憩時間に周りを観察しておく)
4、挨拶をすること。(誰にでも自分からする)
この4つに気をつけていれば、良いのだと思う。

13y/8

One more
「おはよう」って 嬉しい一言。
「ありがとう」って 温かい一言。
「ごめんなさい」って 許せる一言。
「大好き」って 世界で一番ほしい一言。

たった一言から始まる。
全ての始まり、出会いは一言から。
「よろしく」って 頑張っていこうの一言。
「いっしょに」って 安心させてくれる一言。

たった一言から包まれる。
心を温かくしてくれて軽く、強くしてくれる。
「むかつく」って 心臓がドクってする一言。
「ぶす」って 心が岩に叩きつけられた一言。
「いや」って 突き飛ばされた一言。

たった一言なのに苦しくなる。
なんて悲しくて、なんてひどい。
心の色は変わる。
寂しい、あたたかい。
出会って離れて、心の扉を開けて閉めて。
たった一言なのにね。

13y/9

Maybe
「、、、かもしれない。」
体の奥がヒヤッとして冷たくなり始めたら、何かがグルグル
廻っている。どんなに顔が怒っていたとしても、目に涙が溜まっていたとしても、グルグル。

「、、、かもしれない。」
ものすごくムカついていて、嫌なこと言われて怒ってる。
そんな表の裏に、震えて怖がっている自分がいる。
そんな裏を隠すために、表で怒って自分を大きく見せている。
それは「不安」という気持ち。

「、、、かもしれない。」
分からないけど、ハッキリさせたいんだけど。
怖くて 言えなくて 出来なくて 顔に出せなくて。
だから、どこかで グルグルする。

「、、、かもしれない。」って気づいたら、SOSなんだよ。
「、、、かもしれない。」って不安なんだよ。

13y/10

Is there anything you are proud of ?

誇れるものってありますか?
重い責任につくことを、嬉しく思う。
なぜなら、重い責任に値すると認められたから。必要とされたから。
私だから出来ること、私だから考えられること。
必要とされていることを忘れず、広い視野でクラスと育っていきたい。

級長宣言より

13y/11

声かけ
本番直前に一人一人の顔をみて「勝てるよ。」と声をかけた。
その言葉は音にはなっていたけれど、意味がこもって無かった。
代わりにこう、声をかけるべきだった。
「本番は何があるか、分からない。他のひとたちも、みな勝つために練習してきた。私たちに勝つためにね。リードがある私たちは逃げる立場だった、追い付かれないように。そんな練習をしてきたかな?本番はいつも通りにはいかない。何があっても覚悟しなければいけない。」
メンバーの顔は青ざめるかもしれない。不安と恐怖を抑えて、無理な笑顔が連鎖するだろう。その雰囲気は本番直前の緊張そのもの。
それでも、意味のない音をつなげた言葉より、現実を捉えてメンバーにハッキリと伝えるべきだった。
勝つ勝つ勝つ!と追い上げてくるライバルの足音はみるみる大きくなる。
差が縮まる度に歓声の声もどよめく。
結果は当然、勝ちに来たものが勝利する。

キャプテンの反省より

13y/12



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