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「お金」を生み出す『価値の作りかた&届けかた』
学生時代、マジックの師匠・OBに、こんなふうに習いました。
「本番で100の演技をしたいなら、120くらいを基準に練習しなければいけないよ」
どんなに、1ヶ月間毎日練習を繰り返しても、300人以上を目の前にしたら、そのエネルギーに圧倒され、指先や精神の感覚は、いつもと異なってしまうから。
これ、テスト勉強も同じだと思いませんか?
「100点」を基準にテスト勉強すると、ケアレスミスなんかで「80〜90点台」に落ち着く。
だから、「120点程度」の意識で、勉強しておく必要がある。
⒈「売ること」も同じ
これが、「売るということ」も似ているなと、最近感じています。
あなたがもし、「100のメッセージ」(サービス・コンテンツ)を持っていた場合、お金になるのは、「60〜70」程度の部分ってこと。
どうしてかというと、お客様は…
事前に無料で受け取った情報を踏まえて、
「この人にお金払おうかな?」
って考える・決めるから。
a. 本屋さんは『全出しビジネス』
いつも思うんですが、本屋さんなんかはすごくて、立ち読みしちゃえば、情報レベルでは全部読めるんですよね。
だから事前に「100」無料で出していて、“ 内容が全部分かっているもの ” を僕らはお金を出して買うっていう、『超フェア・ビジネス』。
b. 無料の提供で「信頼」を育む
セッション、レッスン、コンサルティング、アート、パフォーマンス、といったサービスは、そうもいかないですから、事前に(SNSを活用したりして)ある程度無料で出す・伝える必要があります。
その過程でどうしても、「20〜30」、場合によっては「40以上」は差し出しますから、残りが「60〜80」となって、ここに価格を設定しなきゃいけないってことです。
著者さんに例えるなら、ブログを日々更新して、YouTube 配信もして、だから(すでにたくさん、無料で受け取っているから)僕たちは「本」を買うし、「セミナー」や「講演会」にスムーズにお金を出せるんですよね。
それは「買っている」というより、“ 日々のお礼 ” に近いかもしれません。
c.「お金」になるのは全体の一部分
「長期講座」のようなサービスも、事前の「(オンライン)説明会」などで、たくさんのヒントを、参加希望者は受け取ります。
無料(低価格)で事前にエッセンスを出してしまいますから、「残った部分」にお客様・受講者はお金を払うつもりになるので、あなたが「100のエネルギー」を持っていても、本当にお金になるのは「60〜80程度」(に減る)というのはそういう意味です。
(スーパーでウインナーを試食しても、「無料でもらった分」にお金を払う気にはならず、「新しく買う分」にお金を払うつもりになりますよね?)
現代は、情報発信合戦があるという意味で、「お金になる部分の数値」は、もっと小さいかもしれません。
だからこそ、『戦略的な発想』が重要になってくるんですね。
いかに大衆に塗れず、戦わず、自分のお金を生み出し、持てるか。
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