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超ニッチなアート・パフォーマンス型サービスをつくる『最小単位化思考』

差別化、ニッチ、絞り込み… いろんなことが言われているし、分かるけれど、うまくいく気がしない。

「絞り込んで、ブランディングする!」って気になれない。

なんて方の後押しができるかもしれません。

「広く好かれるブランディング」から、「深く・狭く絞り込んで、仕事を効率化できるブランディング」にシフトするための、『最小単位化思考』について。
 



⒈ 仕事の『スケール』分析


僕自身の経験より、マジシャンの例をご紹介しますが、『あなたの職業・アート・パフォーマンス、クリエイション活動』に置き換えて発想してくださいね。


マジシャンのパフォーマンスの「スケール」については、大きく3つの単位ランクがあります。

  • ステージマジック(イリュージョン)

  • サロンマジック

  • クロースアップテーブルマジック


このうち、「得意・不得意」があるはずですから、これらスケールのうち、

「どれが最も得意か?好きか?」
(あるいは苦手か?)

をしっかりと自己分析しておきます。神経質に。


注意してほしいのは、「どれが最もお金になるか?」ではないということです。

「お金にはなる(ニーズはある)けれど、自分に合っていない仕事」
( = 長期活動が難しいブランディングすべきでない

ということがあるからです。
 

⒉ 仕事の『依頼内容』分析


次に、『仕事の依頼内容』で、「得意・不得意」を分析していきます。

仮に、以下のような仕事が過去にあったとします。

  • 結婚式

  • プライベート・ホームパーティー

  • 法人・企業からの依頼

  • 一般・小規模(交流)パーティー

  • 季節のパーティー(ハロウィンやクリスマス)

  • お誕生日パーティー

  • 小学校や幼稚園・子供向けイベント


これらのご依頼のうち、やはり

「どの『依頼内容』が、最も得意か?好きか?」

と分析します。

同様に、「最もお金になること」を最優先することは避けてください。

「お金」だけを基準とすると、“ 同業者ライバルとの本質的な差別化が起こらず ” 、また活動を継続するほどに、「楽しさモチベーション」から遠ざかっていくからです。
 

ⅰ お金にならない仕事も生きる『アートビジネスモデル』


「お金にならない・なりにくい仕事」に関しては、『アートビジネスモデル』において、「新規のお客様との出逢い・交流目的/集客サービス」として活用すると、その仕事で利益を生み出せなくても、楽しく拡大させる活動に結び付けられます。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

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