「若さ」から「知性」へのブランディング戦略
「若さ」というのは、歳月の流れに応じて、どれだけ努力をしても、確実に過ぎ去っていくものです。
反対に、「知性」は — 怠惰な生き方をしない限り — 時を重ねるにしたがって、重厚感を増していきます。
この抗えない自然な流れを味方につけることで、継続可能なキャリアを描けるようになります。
⒈「若さ」と「知性」の変化曲線
「若さ」と「知性」を、図にまとめると、以下のようになります。
縦軸が「エネルギー」(パワー)、横軸が「年齢」となります。
理想の到達点から “ 逆算 ” 的に考えるために、横軸は左向きとなっています。
図では、40歳の手前で、2つの曲線が交差していますが、これはざっくりとしたもので、実際の交差点が何歳で訪れるか?は人それぞれ異なります。
しかしおさえておきたいのは、「若い」時のブランドと、「年を重ねて」からの武器は変わってくる、ということ。
⒉「肉体労働」から「知識労働」へのシフト
これを整理したものが、次の図です。
若い時は「肉体労働」を強みに、その後は、「知識労働」を主な武器とするのが、賢いことになります。
オリンピックに例えるなら、若い時に選手として活躍して、後年は、コーチや指導者になっていくイメージです。
美容師さんなら、現場の仕事から、経営や育成、マネジメントの方へと移行していくイメージ。
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