退職代行の相場はいくら？
退職したいと思う理由は人それぞれですが、なかには事情があって自分の意思で上司に退職を切り出せない人もいたりします。
そういった事情を抱える人たちにとって退職代行は都合のよいサービスです。
しかし、いざ使ってみようとすると、まず気になるのが退職代行費用ですよね？
退職代行サービスは、まだ一般的ではなく、非常にニッチなサービスなので相場もあいまい…と言った印象が強い人もいるかもしれません。
「ぼったくられるのではないか？」と不安になる方もいらっしゃると思います。
果たして現在の退職代行の相場っていくらくらいなのでしょうか?
退職代行の現在の相場は3万円以下
一時期退職代行がネットをはじめ、雑誌やテレビなどでも取り上げられ、話題になっていた時期がありました。
当時の退職代行費用としては、だいたい5～7万円で安いと言われていました。
あの当時は、退職代行も新しく斬新なサービスだったこともあり、あえて代行料金を高く設定している業者が多かったように思えます。
一度話題になると、その流れに追従してたくさんの退職代行業者がサービスを提供し始めました。
なかには怪しい業者もありました。
詐欺だったり、危険な退職代行業者については以下の記事で触れています。
流行りに乗って儲けようといった姿勢がむき出しで、ぼったくりのような価格設定をしている退職代行の話も聞いたことがあります。
また当時は、退職代行は非弁行為だと批判を受けることも度々あったような記憶があります。
そういった時代の流れの中で、退職代行サービスも行政書士や弁護士がきちんと監修して、法律的に問題のないように運営するのが主流となりました。
いつの間にかかつての怪しい業者は自然淘汰され、退職代行費用も複数の業者による価格競争によって低価格化が進んでいきました。
そんな経緯もあり、現在の退職代行費用の相場は3万円以下です。
昔と比べると随分安くなりました。
極端に安い退職代行もあったりしますが、まともなサービスを提供している退職代行業者は大体3万円前後だったりします。
具体的には以下の記事に登場する退職代行サービスを利用すれば、相場に見合ったサービスが受けられます。
弁護士自らによる退職代行の相場は少し高め？
弁護士事務所が退職代行を行なっているケースもあります。
弁護士による退職代行は、単に監修だけでなく、依頼人に代わって会社側と法律の範囲内で様々な交渉ができます。
職場いじめや上司によるパワハラ、給与やボーナスの未払いなどといった問題があって、退職する際に会社側と揉めそうな場合は通常の退職代行サービスに依頼するよりも弁護士に退職代行を依頼したほうが良い場合も多いです。
個人対会社になると、どうしても個人の方が不利になりやすいですからね。
そんな状況に陥った時、弁護士がついていれば適切なアドバイスをもらえたり、心強いのではないでしょうか?
退職するにあたって、もし会社側と揉めそうな場合は、弁護士による退職代行を利用した方が良いかもしれませんね。
退職代行を弁護士に依頼した方が良いケースについては、以下の記事を参考にしてみてください。