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ブラジャーの手洗いvs洗濯機、本当に違いはあるのか!?
下着ブランドのHEAVEN Japanで広報を担当している【うめちゃん】と申します。
突然ですが、皆さんはブラジャーの洗濯ってどうしていますか?
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ブラは繊細な生地やレースを使っていたり、形が崩れやすいので手洗いの方がいい…とわかっていても、やっぱり面倒だし大変。
ついつい洗濯機にポイっとしてしまう…そんな方も多いのではないでしょうか。ここだけの話、私も数年前までその一人でした( ̄∇ ̄)
正直「手洗いと洗濯機でそんなに変わるの?」って思ってしまいますよね。
そこで今回は、洗濯方法によって本当に違いがあるのか?を検証してみました!
手洗い・洗濯機、果たして違いは?
今回はブラの着用はせず、ひたすら ”洗濯→干す” という作業を30回行いました!
手洗い洗濯で使用したのは、HEAVEN Japanで販売している下着用洗剤の『ブラシャン』。
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プッシュボトルタイプだから計測は不要。
水1リットルに対して1~2プッシュ。あとはブラをつけおきして、簡単にすすげば洗濯完了です!
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洗濯機での洗濯では、一般的な洗濯用ネットに入れ、洗剤と柔軟剤を使用しました。
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手洗い洗濯、洗濯機での洗濯、これを30回繰り返します。
手洗いvs洗濯機、果たして違いは…!?
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なんと、ここまでの違いがありました!上から順番に「新品」「手洗い」「洗濯機」です。
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こちらは手洗いしたブラをアップした写真。
カップの形状が、ほとんど変わっていないのがわかります。
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こちらは洗濯機で洗濯したブラです。ご覧の通り、カップがヘタってしまっています。
洗濯機での洗濯では柔軟剤を使用したのですが、柔軟剤は洗濯物を柔らかくする役割をするため、カップの型崩れが起こりやすくなるんです。
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ブラのカップを横から見た写真です。横から見ても、洗濯機で洗ったブラは、カップの形が変わっているのがわかるかなと思います。
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アンダーベルトを見てみると、洗濯機を使用したブラは伸びてしまっています。写真ではうまく伝わらないのですが、触ったときの生地のゴワつきも目立ちました。
これは、洗濯機では洗濯中の遠心力により、生地が伸びてしまうのが原因と考えられます。
生地が伸びてしまうと、ブラ本来の大切な機能が発揮できなくなってしまいます。サイズを合わせて購入したはずなのに、生地が伸びることで体に合わなくなるので、要注意です。
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そして私も驚いたことが…!
ブラを干す際に、洗濯機を使用したブラは天日干し、手洗いをしたブラは室内干しをしていたのですが、天日干しのブラ(一番下のブラ)は生地が褪色していたのです!
陰干しの方がいいとはわかっていたものの、天日干しとこんなにも褪色具合に差が出るとは驚きです。
陰干しを推奨しているかどうかは洗濯表示で確認できますので、洗濯をする際はぜひ参考にしてみてください。
洗濯表示の見方
例えば、下のような洗濯表示が付いている場合、洗濯する時に気を付けたいポイントが下記の5つになります。
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2016年に洗濯表示が変わってから、新しいマークの意味が分からないという人もいるかもしれないので、一つずつ解説していきます。
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液温は40℃を限度とし、手洗いができます
塩素系及び、酸素系漂白剤の使用は禁止です
タンブル(タンブラー)乾燥【※】は禁止です
日陰のぬれつり干しが好ましい
アイロンでの仕上げは禁止です
※タンブル乾燥
衣類を、熱と共に回転(一部ゆりかご動作)させながら乾燥させる方法のことです。
2016年以前は「タンブラー乾燥はお避けください」「タンブル乾燥禁止」と短い文章で注記されていました。
しかし、コインランドリー利用者の増加や、家庭用乾燥機の普及がきっかけとなり、新しく記号が追加されました。
おしゃれ着や下着などにはよく書かれている表示なので、この機会に覚えておくと役に立つのではないでしょうか!
ブラの手洗い洗濯方法
ブラジャーの正しい洗濯方法については、HEAVEN JapanのYouTubeをチェックしてみてください!
◆時短ふり洗い篇
◆ラクラクつけおき篇
ブラジャーの寿命は100回の着用が目安といわれています。
今回は30回の洗濯での検証でしたが、それだけでもこんなに違いが出ることがわかりました。
さらに洗濯の検証を続けて、100回洗濯の結果もご報告できれば!と思っていますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
お気に入りのブラを手洗いすることで、長く愛用でき、環境にもお財布にも優しく、嬉しいことづくし♪
入浴時のルーティンに入れるだけで、意外と簡単に続けられるので、皆さんもぜひお試しくださいね。
今回の検証で使用した
下着用洗剤『ブラシャン』はこちら