ちょっと一服

ハガキを投函するつもりで出かけたついでに買い物を済ませ帰宅すると、ハガキを投函するのを忘れていたことにため息。
話のネタがかぶらないように心掛けてはいるが、日替わりのネタはそうそう探し出せるものではない。
ふと面白そうなネタを見つけたり、思い浮かんだりもするが、一時間後にはどんなネタだったのかすっかり忘れてしまっている。
なにも浮かんでこなくて過去のブログから話を引っ張り出してきたりもする。
いやいや昔はこんなことはなかったはずだ。
思いついたせっかくのネタを忘れてしまうのは果たして歳のせいなのか。
長時間正座をしていると足がしびれるように、物事を考え続けているうちに思考力にしびれが生じる。
こういうときは気分転換にコーヒーで一服するのがいい。
しびれた脳味噌はほぐれて、血液の流れも良くなり新しいアイデア・イメージが浮かぶ。
喜々としてキーボードに向かうが、喜々とし過ぎてイメージばかりが先行して言葉がまとまらないこともあるので気持ちを落ち着かせるためにトイレに向かう。
ところがトイレで用を足している間にせっかく浮かんだイメージが御叱呼と一緒に排泄されてしまう。
困ったものだ。
若い頃は脳のメモリには充分の余裕と速い処理速度を誇っていたが、年齢とともに老朽化が進み新規の情報を保存しようとするとメモリが満タンでもないのに簡単にフリーズしてしまう。
結局ハードの問題ということになる。