記憶はないけど確かに愛されていた
最近、幼児期の自分を写したホームビデオを見た。これまで写真でしか幼い頃の私を見たことがなかったから、画面の中でちょこまかと動き回る姿を見て何だか感動した。20年前も同じように、ちゃんと存在してたんだ…って感じ。
拙い語彙で一生懸命に何かを伝えようとする様子や、テレビの前で当時流行っていたマツケンサンバを踊り狂う様子は何とも面白くて、家族全員で笑って観た。
そしてそして、画面に収められた小さい私は両親から大いに愛されていた。私に向けられる眼差しとか、名前の呼び方とか、全部優しかった。いや今も充分優しいけど!
当時のことは何も覚えていないけど、変わらず大事にされてたんだな。愛されてたんだな。覚えてないのが何だか勿体ないなと思った。幼い頃の記憶って何で消えちゃうんだろう?
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