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帰省中は彼氏がどうでも良くなる

 私は家族が大好きでよく実家に帰省する。今もまさに帰省中で、祖父母の家に向かっているところ。お父さんお母さんじいちゃんばあちゃん、みんな大好き。

 そんな実家に帰省すると必ず、脳内に占める「彼氏」の割合が圧倒的に少なくなる。家族の温かさに包まれていると、物理的に離れたところにいる彼氏の存在が薄れていくのがありありと分かってしまう。このあいだ友達も同じようなことを話していて、私だけじゃないんだって安心した。案外あることなのかな。

 でもそれって何でなんだろう。家族といると寂しさが紛れるから?東京で頼れる人がいない寂しさを彼氏で埋めてるのかな。だとしたら嫌だな、心から好きなはずなのに。

 そう、私は彼のことがとても好きだ。一緒にいて楽しいし、穏やかで優しい彼との関係性は安定している。付き合って2年以上経つが未だに飽きてなどいない。これからも一緒にいたいと思う。紛れもなく彼は私にとって大事な人。

 それでも、実家に帰ったとたん彼のことは後回しになる。そもそもあまり考えなくなる。あんなに待ち遠しい毎日の電話もちょっと面倒に感じてしまう。声が聞けたら嬉しいけど、時間はいつもの半分でいい。「このまま実家にいて、ずーっと連絡取らなければ忘れちゃいそうだな」なんて思っちゃう自分もいて、少し怖くなる。心から大好きなはずなのに。

 家族っていう圧倒的に強い存在には、何も敵わないのかな。この問題(?)についてはもう少し深く掘り下げたい。続きはまたここに。

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