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恋人・友人に期待しないこと

 恋人や友人に多くを求めすぎていたように思う。「なんでこうしてくれないんだろう?」「こうするのが常識のはず」なんて思って、大事な人たちに対して何かしら不満を抱いていた。

 最近、それがかなり無意味だってことに気がついた。
 誰であれ所詮は他人、私がコントロールできるものじゃない。別の人格で別の宇宙みたいなものなんだから、私の思い通りにいかないことなんて当たり前。それなのに私の「こうして欲しい」という理想を押し付けすぎちゃってた。
 相手に期待することなんていくらだってできるけど、そしたら不満もどんどん増えて、いい関係性からは遠く離れていく気がする。そもそも「変わって欲しい」なんて気持ちを抱くこと自体、傲慢でおこがましいことなのかも。


 米津さんの好きな歌にこんな歌詞があった。

愛情や友情はあなたがいくら疑えど
一方的に与えられて
あなたが決められるものじゃないや

WOODEN DOLL / 米津玄師

  恋人や友人は決して私が操作できるものじゃない。愛情も友情も「一方的に与えられるもの」…この歌を初めて聴いたときは心に衝撃が響いたはずなのに、いつのまにか忘れてたなあ。相手に期待しすぎる前に、そもそも彼らが与えてくれたものに感謝していたい。

 勿論、いい関係性を築く上で必要な「ここだけは直してもらいたい」っていうポイントを伝えるのは大事だと思う。

 だけどたくさんの期待を抱くゆえに不満が大きくなりすぎて、相手が与えてくれてるものが見えなくならないようにしたい。時間が経ったら忘れてしまいそうだから、備忘録として!



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