バカ舌って幸せだ
最近YouTubeを見ていると、グルメの批評をするshortsがよく流れてくる。辛口な正直レビューが人気を得ているらしく、スイーツやご飯など様々な有名店に行き、本当に美味しいのかレビューをするのだ。
「食感がパサパサ」「しょっぱすぎ」「これで〇〇円?」「コンビニで買った方がよさそう」
…やはり辛口、自分が作ったわけでもないのにコメントを聞くとちょっと落ち込んでしまう。もちろん絶賛されてるお店もあるけれど。
私はバカ舌
振り返ってみれば、私はまさにその逆、バカ舌なんじゃないかと思う。料理に対して「うわ、まず!」と思った経験があんまりない。もちろん極度に塩辛かったり甘かったりするのは例外だけど、それ以外は大体なんでも美味しいのだ。
それに対して実家の父は食にうるさい。私が美味しいと思ったお店も「まぁ良かったけど、〇〇に比べたらちょっとな、、味付けが…」とか言い出す。鶏むねと鶏ももの違いも分からないやつ(父は区別できなかった)がそんなこと言うな!と毎度ツッコんでいる。
バカ舌=幸せのハードルが低い
そこで私は上の定式を思いついた。基本何でも美味しいと思えることって、つまり幸せのハードルが低くて、何でも幸せとして享受できるってことじゃない!?と。父にとっては美味しくなかったパスタも、私には美味しく感じられる。父が感じられなかった分の幸せを、私は余分にもらってるんじゃないか!?(お父さんごめん)
人生においてもそれって大事だと思う。身の回りのこと批判するばっかりじゃなく、なるべくポジティブに受け入れられたら、全部美味しいって思えたら、幸せの数が増えるんじゃないだろうか。
人生、バカ舌で行こうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?