好きな仕事なのに、楽しくない理由

犬が大好き！保護犬活動をやりたい！うちの子をカットしたい！
様々な理由でトリマーへの門を叩いた方がいらっしゃると思います。

新入社員さんは半年がすぎようとし、業務に慣れてきて、新しいなにかを教えて貰っている頃かも知れません。
中堅、ベテランさんは何でも出来るようになって、後輩を育てているかもしれません。

しかし、ふと、立ち止まって周りを見渡せば、狭い範囲で、もがいている自分に気がつくことがあります。
そんな中で、考え方1つで世界が変わっていくことがあります。
そんな、考え方、深堀方を発信していければと、思っています。

さて、表題の「好きな仕事なのに楽しくない」のお話です。
トリマーさんのほぼ全員が犬が大好き！だと思います。
なのに、大好きな犬に囲まれてるのに、毎日、辛い…という方、少しお時間下さい。

案外、トリマーさんの仕事と言うのは多種多様です。
持論としては、技術者は技術を磨くことが最大の貢献だと思っていますが、そうはいきません。

接客をする。犬をシャンプーカットする。発注をする。ホテルにいる子の世話をする。お散歩に連れていく。
などなど、お店によって差がない事をあげてもざっとコレだけあります。

コレ、全部好きですか？？

犬の関われたらなんでも良いということはないでしょう。
1つ1つ業務を書き出して見ると、好きな仕事とそうでもない仕事がありませんか？
はっきりこれは好き、嫌いではなく、グラデーションがあると思います。
しかし、私たちは全部を全力でやろうとしてしまいます。頑張り屋さんですね。
だけど、人は全部の事に全力を出すことは無理なのです。
大谷翔平さんですら二刀流なのに、私たちはその何倍も頑張ろうとします。
なので、ガス欠が起こって、何だかモヤモヤする毎日を過ごすことになってしまうのです。

自分の出来ること、得意なことは全力でやり、嫌いなこと、苦手なことは、思い切ってお願いする。
自分の苦手なことが、得意な人もいるかもしれませんよ。

明日、自分のホントに大好きな仕事を探してみませんか？？