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「できない」を「できる」に変えた自助具の紹介〈まな板編〉
ワンハンドまな板の紹介
片麻痺になると片手が不自由になり、日常の多くの作業を非麻痺側の手だけで行う必要があります。
料理も例外ではなく、食材を洗ったり、包丁で切ったり、皮をむいたりと、すべて片手で行うことになります。
通常は包丁を非麻痺側の手に持ち、麻痺側の手で食材を抑える動作が一般的ですが、片麻痺の状態ではそれが難しくなります。そんなときに活躍するのが、固定装置が付いた調理用まな板「ワンハンドまな板」です。
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◆ワンハンドまな板の特徴◆
ワンハンドまな板は、食材をしっかり固定できるため、片手だけでも調理が可能です。麻痺のある方だけでなく、関節可動域が制限されている方、握力が弱い高齢者、障がいのある方にもおすすめです。
✦主な特徴✦
・底面に吸盤が付いているため、机や台所に
しっかり固定できる
・野菜を釘に刺して皮をむいたりカットしたり
できる
・コーナーエッジにパンを置いてバターや
ジャムを塗ったり、カットしたりできる
・サポートピンと固定板の間に、大きな食材や
ボールなどの調理器具を挟み、レバーで固定
できる
*ワンハンドまな板は福祉用具として取り扱われています
◆片手で料理をする大変さと可能性◆
料理は、立ち仕事で時間がかかることも多く、
フライパンや鍋を使うなど複数の工程が必要です。
食材を洗い、切り、調理する一連の作業を片手でこなすのは簡単ではありません。
これまで使っていた調理器具がそのまま使える場合もあれば、使いづらく感じることもあるでしょう。場合によっては、片手でも扱いやすい道具に買い替える必要があるかもしれません。
すべて片手で調理するには難しいけれど自助具を使うことによって
「片手でも料理ができる!」のです
そしてそれが生活の幅を広げる大きな一歩になる。
ワンハンドまな板のような便利な道具を活用し、
自分のペースで料理を楽しむことをおすすめします。