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樂しいという生き方

「努力と根性」という価値観の中で生きてきた。

人前で恥をかくのが物凄い苦手な自分だったこともあり、
・出来ないことは努力して出来るようにする
・出来ないのは根性がないから、という言葉を信じてきた。
学生の時も然り、社会人になってからも然り。
知らず知らずのうちに、この考え方を美徳に思っていたと思う。
自分の苦労話を美談にして、後輩や部下に聞かせた時期もあった。

退職する数年前から、この考え方に疑問を感じるようになった。
努力と根性で成し遂げてその時は達成感はあるものの、全然樂しくない!
この歳になって、「やっと」というか「ようやく」というか、
心の底から樂しいとは思っていなかったことに気づいた。

残りの人生は、樂しいという生き方をしていこう。
・自分がしたくて、出来ることを樂しくやったらいい
・樂しいか樂しくないか、を判断基準とする
・出来ないことは、自分には向いていない

*たのしいは「楽」を使うのが普通ですが、私は旧字の「樂」を使います。


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