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難経(なんぎょう)第十四難

十四難は、脈でここまでわかるのか!とつい思ってしまう内容です。ここまで到達するにはどうしたらなるんでしょうね。
なんか指先の感覚だけではない何かがあるかもしれない・・・

さて、

書き下し文

十四難に曰く、脈に損・至ありとは、何の謂いぞや。
然り。至の脈の一呼に再たび至るを平といい、三たび至るを離経と言い、四たび至るを奪精と言い、五たび至るを死と言い、六たび至るを命絶という。これ至の脈なり。何をか損と言う。一呼に一至するを離経と言い、再呼に一たび至るを奪精と言い、三呼に一たび至るを死と言い、四呼に一たび至るを命絶という。これ損の脈なり。至脈は下より上り、損脈は上より下るなり。

ここの損とか至というのは、遅脈、数脈と同義としているものものあり、それぞれ、呼吸の回数をもとに脈がどれくらいの割合で感じられるかによって、予後の事が書かれてます。

まあさすがにこういった極端な脈に出会ったことはないですね。

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