Mary J Bligeを聴きながら

今日は雲行きも怪しいし、ゆっくり音楽でも聴きながら掃除をしようと思って、久しぶりにCDを眺めていると飛び込んできた
Mary J Blige。

17.18年前くらいかな、ちょうど大阪のアメ村の服屋で働いている時、(今もアパレルなんですがw)まさかのMary J Blige がお店に来るという嬉しすぎるハプニング！！　その当時、なぜかスタッフはパーマ、アフロ、ドレッドという出で立ちで(もちろんもれなく私もドレッド)、お客さん達から、「ここはそーゆー頭じゃないと働かれへんの？」と言われていた。確かに、見渡したら頭が忙しいw。決まりがるわけじゃなかったが、場所がらなのかなぜが全員がそんな感じだった。今、思えばみんな落ち着いた髪型で、あの時はいったいなんだったんやろうなと笑ってる。

とにかく皆んな音楽好きで、ヒップホップやr&b、ソウル、ロック、ハウスなど順番に店内でお気に入りの音楽をかけていたし、休憩中にはレコードを見にいったりみんなでクラブに行ったり。しかも、メアリーJなんて聴きまくってたし、REAL LOVEで踊りまくっていた。

そんな憧れのメアリーJがお店にきた！しかも、ただならぬ厳つさの2人のボディーガードと共に。確かにこんなお店にいきなり来たらえらいことになると、お店の自動ドアも閉じたままにしたと思うが、とにかく私は興奮しすぎて細かいことは覚えていない。

ただ、目の前に現れたMaryJBligeはとにかく迫力があってカッコ良かった。しっかりとした体格からもオーラが出ていた。この体からあの歌声はこっから出てるんや！と、興奮しっぱなしの私。接客どころの話ではない。(いや、ちゃんと接客しないといけないんですが) と、興奮しまくってる私をよそに、テンション上がりながらも私よりもメアリーJの近くにいた男性スタッフがデニムのことを聞かれて冷静に対応。

それを見ながら、うわー私もメアリーにデニム渡したい。とにかく近くで話したいと思い、少し離れたところから「メアリ〜」と声を出しながら小走りで近づいていくと、たぶん「接客では無いこつい」とさっしたボディーガードが、素早く私の前に立ちはだかり、一言「シャラップ」と言った。

まさかの「シャラップ」。いったい何が起こったのか分からず凍り着いた。3倍くらいあるであろう体格の、しかもオールブラックでまとめたスーツ姿の厳ついボディーガードに一言「シャラップ」。
言われた私は反射的に体の向きを変えて一旦奥に引っ込んだ。なんたる、迫力。怖すぎる！

しかし、それを見ていたまわりのみんなは大爆笑。そりゃそうや！スタッフが1番冷静に対応しなあかんやろ。しかもあんなきちんとボディーガード付けて来てるし。といわれ納得。そうでした。どんな方が来られても、その方達のプライベート。私たちも真摯に対応するのがプロとしてあるべき姿。あの当時、そんなことは頭からすっ飛んでました。ボディーガードが思い出さしてくれた一言。「シャラップ」は忘れられない言葉になった。ありがとう。今度からちゃんと対応しようと。　　

でもその時は、やっぱり興奮していたのでまたゆっくり冷静さを保って仕事してる感じで、近くをウロウロ。デニム をはいたメアリーJはとてつもなく似合っていた。うわー腰の位置が違うし、お尻が上がっててかっこいい。デニム をこんな風に履けるってすごすぎる。と感動そのもの。メアリーJは笑顔でそのデニム をお買い上げしてくれた。それは大切な宝物の時間。

そして、このブログを書きながらMaryJBligeを聴きながら、やっぱりミュージックビデオや！とyou tubeを見出してしまった。。。掃除は、どこへやら。
でも、お時間あればぜひ見て欲しい。この、REAL LOVEのミュージックビデオ！最高に可愛くかっこよく、ダンサンプル。
クイーンオブヒップホップソウルの称号です。