心理的な親との和解は自分自身との和解だった。
よく、親との和解が全てを好転させ、生きやすくすると聞けれど、
親との和解は自分自身との和解だった。
許せない自分を許せないことに苦しむ。
その許せない基準もまた、
幼い頃に教えられた親の基準で、
いつまで経ってもその枠の中から出ることが出来ない。
あらゆる困難だったことを思い返し、
とことん自分の立場で、
自分本位に悪態をついて、
その先に見いだしたものは、
結局、自分を自分で許せない!
ともがき苦しむ歪んだ基準。
そしてその見えない基準に、
ただただ捕われる囚われ人だ