【コレクションレポート】PRADA 21-22秋冬 ウィメンズ
2021-22秋冬ウィメンズのファッションウィーク真っ只中。
今回はミラノコレクションから
PRADA
について書いていきたいと思います。
「今回は…」とか言いながらこのnoteでまだPRADAしか書いてない、、笑
今回のウィメンズコレクションは別のブランドも書けるように頑張ります…!
PRADAは今回もデジタルでの発表になりました。
テーマや空間演出などは1月に発表したメンズと同じ。ということで、メンズの続編にらなるみたいです。
コレクションのテーマは“POSSIBLE FEELINGS II: TRANSMUTE(生まれうる感情 II: 変革)”で、21-22年秋冬メンズの続編となります。ミウッチャとラフは服の役割について対話を重ね、型にとらわれたファッションの慣習を打破する表現を試みました。女性と男性、単純さと複雑さ、制限と解放など、相反するものの中間の空間を、概念や素材の矛盾を通して探求しています。
(引用:WWD JAPAN.COM)
ミウッチャ×ラフによる初のメンズコレクションについては以前書いたので、まだ読んでいない方はそちらから読むとより面白いと思いますので是非。
https://note.com/heartman/n/na4c1ab1e5bc5
ではさっそく注目ポイントをいくつかピックアップしていきます!
メンズとの共通点
先述した通り、今回のウィメンズコレクションは前回の20-21秋冬メンズコレクションの続編。
そのため、メンズとの共通点も多くありました。
まず気づくのは、両コレクションのファーストルック。
前回のメンズのファーストルックがこちら↓
そして今回のウィメンズのファーストルックがこちら↓
どうですか?
キーアイテムであるニット素材のボディスーツにジャケット。そしてそのジャケットの袖を捲し上げるスタイル。
同じですね。
他にも、不自然に大きなボタンが付いたアウター(ショート、ロング)、プラダ・リナイロンを使用したオーバーサイズMA-1、ポケット付のグローブなど、メンズとの共通アイテムが多数ありました。
柄×柄
今回個人的に
柄×柄の組み合わせがメンズより多いなぁ
って感じたんですよね。
もちろん、メンズでも柄×柄はありましたけど、1ルックに1つの柄の割合の方が多かった印象。
メンズに比べてニット素材のボディスーツの柄の種類は増えていましたし、ブーツ、グローブ、バッグにもウィメンズでは同じような幾何学柄が使われていました。
それもあり、柄×柄のルックがメンズより多くなったんですね。
ちなみにブーツですが、WWDの展示会レポートによると
サイハイブーツとミドル丈ブーツがあり、
素材はナパレザー、ニット、スパンコールの3種類。
いやぁまじでブーツ全柄かわいい…
ウィメンズでのキーアイテム
メンズではなかったウィメンズでのキーアイテムは存在感抜群のオフショルダーのアウター。
ショート丈とロング丈があり、
ショート丈はノースリーブとロングスリーブの展開。
素材のバリエーションも豊富で、
ロングスリーブのショート丈はリナイロン。
ノースリーブのショート丈はフェイクファーとニット、またはフェイクファーとスパンコールのリバーシブル。
ロング丈はリナイロンとフェイクファーのリバーシブルになっています。
このリバーシブルでテーマである二面性が表現されていますね。
スパンコールは中々普段使いは難しいとは思いますが、羽織るだけで一気にエレガントな印象に。
ニットとフェイクファーなんかはめちゃくちゃ人気でるんじゃないかなぁ。1番実用的なのにコーデの主役にカンペキ。
その他にもウィメンズで新たにフェイクファーのコートやバルーンスリーブのコート、スパンコールのコートが加わりました。
益々楽しみなミウッチャ×ラフ
ウィメンズでの2シーズン目でしたが、いかがでしたでしょうか。
個人的にはウィメンズ1発目ほどの衝撃はありませんでしたが、2人の融合はよく見れましたね。
ラフ→ピタピタのニット、オーバーサイズのMA-1、胸元ざっくり空いたVネックニット…
ミウッチャ→スパンコール、柄カーディガン、チュールのスカート…
2人それぞれの得意分野の融合が今回のコレクションに出てたなと感じることができました。
次回は初のメンズ春夏シーズンになりますね。次はどんなものを見せてくれるのか待ちきれない、、
今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました!
また次回。