人魚姫症候群

「あの子、人魚姫症候群なんだって。」 ひそひそと噂されているのは、その目から真珠を何粒も零している女子生徒だった。真珠は机の上に山を築き、それは今にも雪崩を起こしそうになっている。 「恋をするなんて馬鹿な子。」 「人を好きになるなんて下らない。」 嘲笑と侮蔑を一身に浴びる苦痛は想像に難くない。彼女は周りの声に耐えきれず教室から走り去っていった。積み上がった真珠がじゃらり、と音を立てて床に散らばる。生徒たちはまるでその一帯にヘドロが広がっているかのように彼女の席から距離

当たり前から外れて生きること

5人のクリエーターが「心に火を灯す」をテーマに綴る、誰かの心の「なにか」に火をつける共同編集コラムマガジン 心に火を灯すマガジン Chakka.【チャッカ】

さようならの流儀

私は集中力が続かない。 それは楽しい時間でも例外ではない。どんなに楽しくても、相手のことが好きでも、一緒にいてふと集中力が途切れてしまうことがある。結果つまらなそうに見えたり、話を聞いていないように見えたりしてしまっているのではないかと人と関わっているときは内心ヒヤヒヤしている。 そんな私が最低限心がけていることは、「さようならを言うときは出来る限りにこやかに」ということだ。 別れるときというのはわかりやすい区切りだ。そして古き良き日本の言葉に「終わり良ければすべて良し

ちょっとアドレス変更 https://crystallusbonbon.stores.jp/

「飴玉水晶」、start

こんにちは、烏丸遼です。 この度、トークでポツポツと言っていた日本語のコンテンツを販売するウェブショップを開店しました。これからちょっとずつ体裁を整え、商品も充実させていくので温かく見守ってくださると幸いです。 さて、「飴玉水晶」を開店するにあたって目標がいくつかあります。このnoteで備忘録兼ウィッシュリストとして挙げていきたいと思います。 ・来年のデザインフェスタに出展する ・月に1000円の売り上げを挙げる ・外国のお客さんに商品を手に取ってもらう ひとまず

飴玉水晶を仮オープンしました！ まだまだ調整中ですが、ショップのイメージはこんな感じです。 https://candycrystal589.stores.jp/

「飴玉水晶」という日本語のクリエイティブコンテンツを販売するウェブショップを開くことを画策中。 対象は日本語に興味がある外国の人。もちろん日本の人にも楽しめるものを用意。 テスト運営期間は主に私の作品を置こうと思っているけど、興味があるというクリエイターの方はお声がけください。

目を閉じて、息を止めれば、海の中

夜は嫌いだ。 何故って、暗い闇が光を飲み込んで、そのままどことも知れない世界の端へ連れて行かれる、そんな感覚を覚えるからだ。黒塗りの空間の中では、過去にあった嫌なことだったり、辛いことがぐるぐると渦を巻く。思い出したくなくてぎゅっと目を閉じても、闇の中では閉じているかどうかすら曖昧になる。自分と自分以外の境界線がどろりと溶け落ちて、脳髄に直接嫌なビジョンが雪崩れ込むように次から次へと塞がったはずの傷が開いていく。 私にとって、そんな夜は天敵だ。眠れるのなら眠ってしまいたい

外国向けに日本語の文章やマンガ、イラスト、詩などを売るのはどうだろう 日本語の綺麗さとか響きを生かした作品をそれぞれのクリエイターが作って販売する 値段は日本円じゃなくてドルとかユーロにして、大体日本円で100円前後で一つの商品が買えるような感じ

50円から出品できるスペースとかどうだろう。 あとクリエイターパック、みたいなので好きなクリエイターが新作を投稿するたびそれを届けるメニューとか。 クリエイター的にはどんな形なら参加しやすいだろう。やっぱりSNS形式かな。

クリエイターが気軽に商品を出せるスペースを考えてる。 面白い仕事がしたい。

毒親からの自立のHow toを書いた拙著がMBビジネス研究班様から電子書籍として出版されました！ 文量が少なめで空き時間でも読めるようになっております！ お手に取っていただければ幸いです♪ https://www.amazon.co.jp/dp/B01JGGTZ4K/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_dbERxb402S8AP