医師と株
新米医師が株式投資を0から始めて思ったこと
きっかけは新NISA
年初からS&P500のインデックス投資を始め、それが非常に好調であるから個別株にも興味が沸いたのがきっかけである
そもそも医師の中でふるさと納税をしている割合は高いが、新NISAを活用してる人は少ないように思う
僕の周りではふるさと納税は7-8割程度の医師がやっていて、返礼品の話をしたりもするが、投資は消極的な印象がある
学会会場に毎回いるぼったくりワンルーム投資だったり、勤務中にPHSに突然かかってくる節税投資話だったりに嫌気がさして、投資話から距離を置いてしまっている医師が多いのかもしれない
またお金に興味がないようにふるまうのが何となく美徳であるように考えている医師も結構数いると思う
ゆとり世代の僕はあまり周りの目を気にせず投資の勉強を始め…そして痛感したのが
我々医師は経済のことを何も知らない
何も知らないは偏見が過ぎるかもしれないが、だいぶ経済の偏差値は低い方である
理由は…
① そもそも理系であり経済を学んだことがない
② 就職試験を経ていない。結果、面接対策としての企業研究やニュースの勉強をしたことがない
③ 病院経営についても考える必要がほとんどない
このあたりが影響してそうである
③の背景には医師は病院がつぶれても次の勤務先に困ることはないということがある。これは特に特に若手~中堅までの医師に顕著で、非医療職の方からは意外かもしれないが、多くの勤務医は病院が赤字だろうと黒字だろうとあまり気にしていない
いい面もあり、過剰な医療を提供する機会が減るが、経営側からすると医師の舵取りが大変という側面もある
入院期間のDPCを医師のカルテログインの度に大きく表示させたり(詳細は割愛するがDPC期間IIまでの入院が病院として一番儲かるようになっている)、もっと直達的に救急入院患者1人あたり1万円を手当てとして給料に上乗せしたり…
あの手この手で医師に増収を促している
話が逸れたがそんな医師でも、勉強熱心な人は多いし投資余力もある人が多い
芸人から100億越えの投資家になった井村俊哉さんのように投資で有名になる医師がそのうち出てきてもいいように思う
自分もそんな一人になるべく、相場に勉強料を払い込み中である
追記:コメントで既に医師投資家として有名な五味大輔さんがいることを教えて頂きました!ありがとうございます!
五味大輔さんの保有銘柄の一つで近日上場予定Heartseedについてもすこし書いたので良ければ読んでください