病院毎に医療の質は違うのか
あくまで私見です
病気になった時、いやそもそも病気かもわからない体調の変化を自覚したとき、受診する病院に悩んだことはないだろうか
A病院は近いけど施設が古い、B病院は有名だけど待ち時間が長いなど
特にいままで元気で、現在通院している病院のない方は悩むことがあると思う
日本は保険診療は定額なのでどの病院を受診しても医療費は変わらない。なら一番気になるのは受診する病院で受ける医療の質も変わるかということだと思うが
病院毎に医療の質は違う(残念ながら)
私個人はこう考えている
そもそも特に診断の質、特に手術のレベルは医師毎に異なり、これは仕方がないことである
アメリカなどは医師個人個人を評価するサイトがあり、患者は受診前にそのサイトを見て医師を決め、その医師のいる病院を受診するということが出来る
もちろん日本もセカンドオピニオンが5年前くらいに流行ったように、受診する医師を希望することはできる
医療訴訟の判例から、少なくとも地域ごとの医療レベルの格差があるのは一般に認められている
高度な医療を受けたいなら都市部に行くのは日本でも選択肢であると思う
ただ付け加えたいのは日本の医療レベルは非常に高く、例えば僕の科の日本の手術成績は先進国と比べても一段上にある
治療の結果が好ましくなかったとき、それは病院が良くなかったのかどうか
考えるのは非常に難しく、苦痛な作業である