資料の見せ方
新しい企業に訪問することは、誰でも緊張します。
まして、営業経験の浅い人はなおさらです。
私の面談シナリオは、
アイスブレイク
↓
課題の創出
↓
仮説検証
↓
希望の創出
↓
仮説的クロージング
を行います。
アイスブレイクの1つに、弊社の会社案内を
行いますが、後輩にお願いしています。
訪問前にロールプレイングを行います。
後輩が会社案内を使って説明を始めます。
「弊社は、1960年10月に設立しまして、グルー
プ会社の福利厚生の一環として設立し・・・」
「じゃぁ、ここでストップしよう!」
後輩は、急にストップがかかったので不思議
な顔をしています。
「私が今、〇〇さんがやった会社案内の説明を
やるから見ててくれる⁇」
「弊社は、1960年10月に設立しまして、グルー
プ会社の福利厚生の一環として設立し・・・」
後輩と同じ説明を始めました。
すると、
「ストップした訳がわかりました。会社案内が
クライアントには見えませんね!」
「そう。自分の近くに会社案内を置いたら、クラ
イアントは見ずらいよね。 どうして、クライア
ントの見やすい位置にしなかったの?」
後輩は、少し考えて・・・
「自分が説明することで頭がいっぱいでした。
クライアントの立場とか表情を見る余裕がなか
ったです。
最初は誰でもこんな感じで、自分のことで頭が
パンパンなんですね。