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昨日私は死にかけた

昨日私は死にかけた
突然襲った痛みと眩暈
大量の脂汗
血の気が引き
意識も飛び
あーこのまま死んでいくんだなと思った

朦朧としていく意識
すがるようにスマホを手に持つけど
何をしていいかもわからない
ただただ画面に映る大切な人の写真を瞳に映す
それが精一杯だった

終いに目を開けているのも辛くなったので
スマホを見ることも不可能になった
目を閉じたら
俗に言う走馬灯というのだろうか
大切な人の顔が浮かんだ
その人達にありがとうって言えたっけな
そんなことを考えていた

スマホなぞなくとも
本当に大切なものは浮かび上がる
余計なものは削ぎ落とされて
本当に大切なことはなんだったのか
死に際になると分かるものなのか


幸いにも今私は生きている
どうやら命拾いしたようだ

昨日のnoteはまだ少し朦朧としつつも回復してきたのをこれ幸いに何か残さねばと思い書いた


これが遺言にならずに済みそうで
ほっとしている

毎日noteを書く習慣が付き
折角の連続記録を途絶えさせたくなくて
朦朧としながらもnoteを開いた
それほどまでにnoteが私の一部になっていたことに
少し驚き嬉しくなった

今日もnoteを書けることが嬉しい
今日も生きていられることが嬉しい

ようやくやりたいことを見つけたのだ
まだ死にたくない

ありがとうや出逢えて良かったは
言える時に言おう

もう一度もらえた命
大切にしたい

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志音
どこの馬の骨かわからぬnoteに辿り着いてくださったあなた、出逢っていただき本当にありがとうございます。顔も名前も分からないのに私の文章に興味を持っていただけてこんなに嬉しいことはありません!読んでくださるあなたのおかげで、前に進む勇気をいただいております。ありがとうございます!