生きるのが楽になる!?自己一致とは何ぞや~NO3
アメリカの歴史的大カウンセラー、カールロジャーズ。そのロジャーズ氏が提唱した来談者中心療法。その療法の三原則の1つ「自己一致」。自己一致できていれば生きるのがとても楽になります。では「自己一致」とはなんでしょうか?
前回は自己一致できる人の条件を書きました。今回は自己一致する前に行う自己俯瞰。その例を分かり易く書きます。
↓前回の記事はこちらから読めます↓
1-2・自己俯瞰とはどういうことか?
俯瞰の意味を調べました。
「俯瞰」は「高いところから見下ろし眺めること」という意味です。
下記が参照元です
「自己俯瞰とは自分を高い所から見下ろす」ということになります。
が、いまいちピンとこないのでわたしは自己俯瞰をこう定義します。
「自分を観るもう1人の自分」
人間は感情の生き物なので、ちょくちょく感情的になります。時には感情に支配されて理性を失ってしまうこともしばしば。
自己俯瞰とは、感情に支配されて理性を失っている自分を観るもう1人の自分というイメージです。
1-3・自己俯瞰の例
《レジ待ち編》
あなたはレジで待たされている時イライラしませんか?レジ待ちの時間は異様に長く感じませんか?お金のやりとりでグズグズしている人をみると「もたもたしないで早くしろよ」と思った事はありませんか?
ほとんどの人があるでしょう。たった5分でも異常に長く感じると思います。わたしはその日の体調やその時の気分でカッカカッカと頭に血が上ってくる時があります。
ここで自己俯瞰が活きてきます!頭に血が上ってカッカカッカしている自分をもう1人の自分が観て「お~お~誰も悪くないのにカッカカッカしているな~、勝手に頭に血が昇っているお前が悪いんだよ」ともう一人の自分がささやくのです。
「いつまでたってもそのクセは治らないね」っと、もう1人の自分が語りかけてくるのです。自己俯瞰することで少し冷静になり、感情だけに囚われることにはなりません。
自己俯瞰がなんとなく伝わったでしょうか?次回はもう一つの例「自動車運転編」を書きます。引き続き読んでいただけると嬉しいです。