【お知らせ】HEAR公式シナリオの採用作品を発表します！
ひあひあ～！
「声で”好き”を発信したい人」のための音声投稿サイト、HEAR(ヒアー)公式です。
HEAR内限定で使えるフリー朗読シナリオが追加されます！
「声を使ったコンテンツ」なら何でも投稿OKなHEARでは、日々ラジオに朗読、歌ってみた、シチュエーションボイス、落語など様々な音声コンテンツが投稿されています。
おかげさまで投稿数も増えてきた中、「HEARの投稿者さんが自由に使える台本」を提供すればHEARでの朗読や声劇がもっと盛り上がるのでは？ということで、今年の5月に3本のHEAR内限定フリーシナリオを公開しました。
その後、HEARのユーザーさんたちが続々とシナリオを朗読した音声を投稿してくださり、様々な声と演出でそれぞれに素敵なコンテンツがたくさん生まれました！
すでに投稿されている音声たちもとっても素敵なものばかりなので、ぜひ聴いてみてくださいね。
そして新たに、フリーシナリオを追加することに！
10月に募集の要綱を記載した記事を公開し、11月からの募集期間を経て、計50作以上もの素敵なシナリオを応募していただきました！
本音を言えば応募していただいた作品すべてを採用したいくらいだったのですが、どうしてもすべてを採用することはできず……長い選考会議を経て、泣く泣く採用作品を絞らせていただきました。
でも本当に、どの作品もHEARのみなさんに読んでほしい！と思える素敵な作品だったんです……！
この記事を読んでいるみなさんも新しいシナリオを楽しみにしてくださっていると思うので、それでは早速ご紹介していきます！
シナリオを使用したい場合は、各記事内の使用規約をよく確認し、ルールを守って楽しく読んでくださいね。
新公式シナリオ１：『お嬢様と私の日常事件録』by渡辺葉
新しく公開するHEAR公式シナリオ1作目は、『お嬢様と私の日常事件録』という作品。
こちらの作品を執筆したのは、個人でフリーのビジュアルノベルを制作しているという渡辺葉さんです。
「メモリ」というビジュアルノベルシリーズが現在の主な作品だそうなのですが、これはHEARユーザーさんも好きな方が多そうな雰囲気…！こちらからサイトに飛ぶことができるので、渡辺さんのビジュアルノベル作品もぜひチェックしてみてくださいね。
『お嬢様と私の日常事件録』は、主人公である"タカシマ"と、彼女が所属する会社の社長である"お嬢様"のある日の物語。
物語としても非常に面白い作品なのですが、このシナリオをどのように音声で表現するかを考えるとワクワクします…！
ほぼ声のみで表現することが求められそうなこのシナリオ。
どんな作品に仕上がるのかが楽しみです！
新公式シナリオ２：『ハカセとジョシュ君の死なない日常』by紫呉
新HEAR公式シナリオ2作目は、『ハカセとジョシュ君の死なない日常』。
こちらの作者は紫呉さんという方です。
主に創作BL小説を中心に、オリジナル小説やTRPG用シナリオ等を執筆、作成しているそう。今回採用になったシナリオも、世界観がしっかりしていてとても素敵な作品です…！
Twitterで創作活動の発信をされているそうなので、シナリオが面白い！と思った方はぜひフォローしてほかの作品も楽しんでください。
『ハカセとジョシュ君の死なない日常』は、とある森の奥の研究所で何やら研究をしているハカセとそのジョシュくんの二人で紡がれる物語。
優しさと面白さ、そしてあたたかさが感じられる作品です。
ハカセは、そしてジョシュくんはどんな声を吹き込まれるんだろう、どんな抑揚で話すんだろう…！
想像が止まらなくなるシナリオです。
新公式シナリオ３：『シティ・ポップが彼を轢いたから』by片二重
新HEAR公式シナリオ3作目は、これまでに紹介した2作品とは少し違った雰囲気の作品です。
『シティ・ポップが彼を轢いたから』を執筆したのは片二重さん。
HEARにて「Ｘさんがログインしました。」、通称「Ｘ㌠」に所属し、同名のラジオ番組や朗読などを投稿されています。ラジオ「Ｘさんがログインしました。」は現在不定期更新となっていますが、眠らせていた個人アカウントを始動させ、漫才風味の一人お人形遊び(本人談)をたまに投稿するなどして活動してくださっています。
このシナリオは先の2作品に比べればやや短めではあるものの、だからこそさらっと読むことができ、また全体の設定もHEARのユーザー層に合っていてとても魅力的でした！
一人語りで完結するシナリオなのでコラボ相手がいなくても読むことができますし、「朗読を始めてみたい！」という方にはピッタリな作品ではないかと思います。
新公式シナリオ４：『結婚』by柚坂明都(ふぁいん)
新HEAR公式シナリオの4作目は、『結婚』という簡潔なタイトルのショートショート作品です。
この『結婚』を執筆したのは、普段はIT関係のお仕事をしているという柚坂明都(ふぁいん)さんという方。
HEARでは主に推しである声優・南條愛乃さんのことや日常のことを語る「ふぁいんさんのあたまのなか」というラジオを配信中です。また、ラジオ以外にも自作のシナリオを使用した「食糧難」という朗読を公開、HEAR内の書き手を集めた「HEARシナリオ部」を創部するなど、積極的に活動されています。
上記のHEARシナリオ部は現在部員を募集中とのことなので、"音声投稿はしたことないけれど気になる…！"という方は一度ふぁいんさんに相談してみてはいかがでしょうか。
この作品は前情報ナシで読んでいただくのが一番面白いと思うので、ここでは特に内容はご紹介しないことにします…！
今後このシナリオが音声作品になってHEARに投稿されたとき、リスナーの方々の反応が今から楽しみ…！
想像を膨らませた作品作りが求められるかもしれませんね。
新公式シナリオ５：『思い出のハニートースト』by麻生怜
5作目に紹介する新HEAR公式シナリオのタイトルは、『思い出のハニートースト』。
こちらは麻生怜さんという方の作品。
普段インターネット上での執筆活動はされていないそうなのですが、それを感じさせないほどのシナリオのクオリティ…！
こういった活動用にTwitterアカウントを作成されたそうなので、麻生さんのこれからの創作活動をチェックしたい方はぜひフォローを推奨します！
今回公開したシナリオの中では唯一の台本形式のシナリオです。
ナレーション的な地の分が無く、会話でストーリーが進んでいくため、テンポの良さや間を表現する力が求められるかも…！
タイトルを綺麗に回収するストーリーの攻勢が秀逸です！
新公式シナリオ６：《声を守りし宣教師》《声なき声の大罪人》《七色声音の芸達者》by蜂八憲
実は、今回公開するHEAR公式シナリオはこちらが最後です。
最後にご紹介するのは、こちらの三篇の物語。
今回最後の作品を執筆されたのは、ビジュアルノベル制作チーム「超水道」でシナリオなどを担当されている蜂八憲さんです。
なんと、以前公開したHEAR公式シナリオの作者 ミタヒツヒトさんも「超水道」でシナリオ担当！今回のシナリオ募集は応募者の情報ナシで選考する完全公募制なのですが、なんとシナリオ採用後に蜂八憲さんが「超水道」の一員であることを知りました…！
蜂八憲さんはご自身のnoteでも物語やエッセイを公開されているのですが、執筆活動がお好きな方や文章を読むのがお好きな方にはそちらも楽しめると思います！
さて、この作品は三篇で一つの物語になっています。
一つずつの物語はそれほど長くないので、まずは一篇だけ、という読み方でも大丈夫だそう。
一つのテーマに沿って紡がれた三つの物語が、どんな世界を生み出すのか。
読み物としても面白く、読みながらも音声作品にするにはどのような演出が良いか…とつい考えてしまうような世界観のシナリオです。
読んでみたい作品は見つかった？
さて、これで今回新たに追加するHEAR公式シナリオの紹介が終わりました！
あなたがぜひ読んでみたい！と感じる作品はありましたか？
どの作品もそれぞれに個性があり、どれから読もうか悩んでしまう！という方のほうが多かったかもしれませんね。
「この年末年始にとりあえずチャレンジしてみる！」「冒頭だけ読んでみたい！」などなど、大歓迎ですので気軽にチャレンジしてくださいね！
シナリオを使用する際の規約は各シナリオ台本ページに記載してあるので、そちらをチェックしてください。
今まで公式シナリオを朗読してくれた投稿はこちらから聴くことができますよ！
今回は50作品以上から上記の6作品を採用させていただきました。
正直、想定を大きく上回る数の応募があり、驚くとともにHEARに可能性を感じていただけたことがうれしくて仕方ありません…！
Twitterやnoteなど、様々な場所で言及してくださっていたり、どんな作品にしようか……と悩まれている方もたびたび拝見しました。
この企画が少しでもみなさんの"創作の楽しさ"に繋がれていたのならば、こんなに嬉しいことはありません。
たくさんのご応募、本当にありがとうございました！
今後も公式シナリオの追加は行っていく予定ですので、HEARの公式運営TwitterやこちらのHEAR公式noteをこまめにチェックしていてくださいね！
シナリオの使用に関して、使用規約に記載していることのほかに不明な点があった場合はお気軽に運営TwitterのDMやお問い合わせにてご質問ください。
みなさんの創作活動が、いつまでも楽しくありますように！
noteで書いてほしいお題を募集！
HEARに詳しく教えてほしいこと、noteで書いてほしいことがあれば、マシュマロから教えてください。
すぐに記事としてアップできるかはまだわかりませんが、どんなことでも大丈夫なのでどんどん送ってくださいね！
また、HEARの中の人に喋ってほしいことや、HEARの機能で追加・改善してほしい提案もお待ちしています！
完全に匿名なので、ぜひ気軽に投げかけてみてくださいね。