ベランダscientistのためのオススメ本~「土壌生物のきほん」
土づくりをやってみよう!と張り切ったはいいけれど、やっぱりなんかうまくいかなかった。
8月末、ふわふわの土ができるための土台となる土の種を作ろうとしていた。
出来上がったのは美しいふわふわの青いカビのはえた、カチコチの土と米ぬかを混ぜたものだった。
こんな感じ。
これはこれでオブジェのようにきれいなのだけれど、いつもお手本にあるような風にはまったくならない。
ましてや、このかちこちのブルーなカビの生えた土にどうやって生ごみをいれこんだらいいのかわからない。
前回チャレンジした「土づくり関連のこと」は、生ごみにEM粉をかけて発酵するというタイプのもの。
ここから、記憶の中に飛ぶ。
ある日、3匹の謎の芋虫が発生して、そのあと怖くて蓋が開けられなくなってしまったという顛末。
3匹の謎の芋虫はこんな形。
あれは、6月のころだったと思う。
ものすごく大雨が降って、ベランダの洗濯物をとりいれようとしたら、、、
ベランダの壁に芋虫が一匹もにょもにょとはっていた!!!!!!!!
密閉したはずのあのバケツからどうやってでたのか、、あの蛇腹のようなお腹はすごくうすべったくなってバケツの密閉された隙間を通り抜けることができたのか、それとも別の場所に発生しているのか。
隣の家との境目はかぎりなく薄い一枚の仕切りで仕切られているこのベランダスペースであの芋虫がお隣へ行くことだけは避けなければいけないと思う。
そこから若干月日は流れた。
9月1日現在、新学期が始まる。
台所のゴミは土にいれたら、すぐにふかふかの土になるようなイメージでいたけれども、だいたい土についてよくわからないというのが正直なところ。
というか今まで土について考えたことなんてなかったから。よくわからないことをよくわからないままやってみてうまくいったらそれは、、、なんだそんなことってめったにないと思う。何事においても。
土にかかわることをしよう、というのだからまずは土について知ったらいいよねということで本を読んでみることに。
とても美しいデザインと、わかりやすい図解の入った本を手に入れた。
ぱらぱらとめくったところ、「ミミズの断面図」なる図が目にはいって思わず最後まで読み切れるかどうか自信を失いかけたが。
「ミミズの断面図」は本書の真ん中より多少後ろのほうにあったので、前から読み進めていけばきっと心の準備もできて読むことができるかもしれないという希望の光。
土づくりへの挑戦はつづく
台所の生ごみがおいしいお野菜にかわったらいいなの近い未来のために