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【糖尿病塾】:画像検査の解説

今回は前回に続いて健診の検査についての質問にお答えしています。
皆さんが当たり前のように受けている検査の意味を分かりやすく説明しますね。

◇心電図
心臓は筋肉が筒状になったもので、血液を全身に送り出すポンプの役割を果たしています。
心臓の筋肉は、内部で電気信号が作られて心臓全体に伝わることで、収縮と弛緩を繰り返しています。
ざっくり言うと、心電図は電極を心臓の位置に沿って皮膚の表面にいくつも貼りつけて、心臓に伝わる電気の強さや速さ、電気の作られるリズムなどに異常がないか見ています。
心臓の血管が詰まり筋肉が障害されたり、心臓の筋肉に炎症や何らかの問題が起こったりすると電気の伝わり方が乱れます。
また、収縮するための電気信号が作られる部位に異常があると脈が乱れて不整脈が出ます。
心電図ではどの部位にどのような異常があるかを読み解くことができます。

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