書きはじめに。
6年前。まだコロナの「コ」の字も無かった頃に、オランダの都市アムステルダムで初めての海外生活が始まりました。
当初の不安とは裏腹に、現地で触れる色んな文化や価値観にたくさんの刺激をもらい、1年後に日本へ帰国してからの「世界の見え方」には想像以上の厚みが生まれました。
しかしながら、1年間というのはどうにも短すぎたのと、結局は日本企業に守られた「人生の夏休み」的な体験になってしまったのがどこか心残りでした。
次第にコロナ禍が始まり、いよいよ人生における停滞感が立ち込めてきたタイミングで一念発起。人生初の海外転職に成功しました。そうして再びヨーロッパでの生活を再始動することとなったのです。
こんにちは、HEALTHYといいます。2022年の夏にデンマークの企業に転職/移住した30代デザイナーです。
ダラダラと過ごしていたらこれまた1年が経ってしまったので、「これまでの気づきや考えを書きためる場所が欲しいな」「それが日本に住んでる人たちの娯楽/刺激に少しでもなれば良いな」と考え始め、重い腰を上げてこの初めての投稿を書いています。
最初は自分の境遇から
ということで、まず初めの数回で書こうと思っているのは「今後書いていく私の体験談にはどんなバイアスが含まれているのか」です。つまりデンマークと一口に言ってもどんな地域のどんな人達とのやりとり”しか”お伝えできないのかを書いていこうと思っています。
いきなりクソ真面目ですよね、すみません。でもこれを書いとくのは大事かなと思うんです。
例えば日本在住のアメリカ人が母国アメリカのテレビ番組で日本での体験談を語っていたとします。その内容って、、、
「東京都で外国人同士でシェアハウスしながらインターナショナルスクールで英語を教えるアメリカ人」
と、
「鳥取県で日本人の家にホームステイしながら公立校で英語を教えるアメリカ人」
では、おそらく全然違いそうですよね?
どっちが良いとか正しいとかではなく、もし「土地」と「境遇」という情報が隠されたまま体験談を聞いてしまうと、視聴者はそれが日本全国・全員の「普通」だと誤解することになるだろうなと思うんです。
そういうことですので、少々前置きにお付き合いくださると幸いです。
みなさんが知りたいことを書いていきたい
さて、そうやって前置きを数回書いたあとですが、有難いことに既に友人・知人たちから内容のリクエストが寄せられていますので、続いてはそれらについて書いていきます。
その内容はこんなカンジ↓
食生活(意外に一番多かったリクエスト)
職場
通勤
働き方
スポーツ
税金
医療
サステナビリティ
本当にオシャレなの?
北欧諸国はどこも一緒?
乞うご期待です。
いつでもお題は欲していますので、コメント欄に書いてもらえると非常に助かりますし、このnoteもコツコツ続けていけるかと思います。
上記のようなテーマでデンマーク生活を綴っている方は他にもいるかもしれません。しかしおそらくド田舎在住 x デザイナー視点というのは私ならではかなと思います。
興味のある方は引き続きチェックしていただけると嬉しくて筆も進みます。それではまた次回。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?