「2.5次元の誘惑 天使たちのステージ」レビュー 神ゲーとなるか?
2.5次元の誘惑 天使たちのステージ(通称:リリステ)が、2024年9月3日(火)にリリースされました。
この作品は現在ジャンプ+にて連載中で、アニメ一期が放送中です。
自分も実はゲームがリリースするまで、この作品の事を知らなかったんですけど、ゲームをプレイした後に面白そうと思ってアニメを見たら、しっかりハマってしまいましたね。
ということで、今回はリリステのゲームシステムを紹介しながら、このゲームの良い所、悪い所を考察していきたいと思います。
まず、ジャンルとしてはコスプレバトルRPGとなっています。
斬新なジャンル名ですが、実際この作品はコスプレがテーマです。
バトルの相手はカメラマンやコスプレイヤー。
その人たちを様々な攻撃で満足させるのが目的です。
☆良:キャラクターモデルがかわいい
良い点としては、キャラクター達のモデルがかなりかわいいことです。
コスプレバトルというだけあって、メインキャラはしっかり作り込まれていますね。
あと、ちょっとえっちです(笑)
また、出て来るモブキャラもシンプルではあるものの、かわいいコスプレイヤーが揃っています。
これはかなり高評価なポイントです。
☆良:スタミナ制ではない
こちらもかなり好印象です。
スタミナ制ではないため、自分の好きな時にストーリーを進めることができます。
また、放置しているときに強化用のアイテムを取って来るシステムなので、敵が強くて勝てなくなったら放置というストレスの少ない方法で強化できます。
☆賛否:ストーリーが原作準拠
ストーリーはしっかり原作を再現しています。
所々カットされている部分はありますが、概ね原作通りです。
原作を知らない層にとっては、原作をしっかりと知ることができます。
その反面、原作を知っている層にとっては、同じストーリーを見ることになりますね。
ここで問題なのは、3Dモデルとアニメで多少違う点はあるものの、ほぼ同じストーリーだと見るために頑張ることができるかどうかという話です。
自分はアニメで十分と感じました。
アニメの方が際どいシーンも多いですしね(笑)
ただ、一応オリジナルストーリーとして、まゆり先生とエリの昔話を見ることができます。
私はまゆり先生が大好きだったので、これは嬉しかったですね。
ちなみにストーリー自体はすごく面白い作品ですねので、まだ知らない人は是非ゲームをやってみてください。
☆悪:ゲームシステムが単調
ここからは悪い点です。
まずゲームシステムですが、めちゃくちゃ単調です。
というのも、各カードには攻撃方法があらかじめ決められているのですが、そのバリエーションが各カード2種類+SPスキルといった感じで、攻撃手段を選ぶも、ほぼ単体か全体かぐらいしか選択する余地ないんですよね。
しかもSPスキルを使うためには同じキャラで何度も攻撃する必要があります。
なのでメインアタッカー2人以外は出来る限り攻撃選ばないですね。
あと、敵役が回復してくるんですけど、戦闘が無駄に長くなりがちで爽快感を失っていますね。
そういう意味でゲームシステムはマイナス評価です。
☆悪:UIがいまいち
このゲームはできることが非常に多いんですけど、その分メニューの項目が非常に多いです。
1回で飛べるのはありがたいですが、スマホの画面だとアイコンが小さくミスタップも多くなりやすいんですよね。
この辺はもうちょっと改善されればと思います。
☆悪:キャラゲーの割にはガチャが渋い
このガチャのSS排出率は2.0%です。
ソシャゲにしたら高い方かもしれませんが、自分が欲しいSSを狙おうと思うと確率は0.222%となります。
少しキャラゲーにしては、確率が渋いですね。
しかも、初回に自分の好きなキャラを選ぶことができないので、欲しいキャラは自力で引くまで手に入りません。
キャラゲーとしたらかなり不親切かなぁと思います。
☆総評
総評としては100点満点中70点です。
まず、ストーリーは◎でとても面白かったです。
自分はまだゲームとアニメしか知らないのですが、原作漫画も読んでみたくなりました。
戦闘に関しても、アイデアが素晴らしくコスプレバトルを上手く表現できていると思います。
その反面、戦闘が単調で飽きやすいです。
1回攻撃パターンが確立できてしまうと、それ以外ほぼ選択しなくなります。
そういう点が飽きやすいと感じました。
あと、モデルがすごくかわいいのに、学マスのように撮影ができません。
せっかくコスプレがテーマなのですから、学マスくらい撮影することができればより一層楽しめると思いました。
ということでこれからに期待な作品ですね。
ちなみにAmazonでは、2.5次元の誘惑のKindle版が販売されています。
表紙を見てわかるとおり、なかなかえっちな描写が多いので紳士の方々にはおすすめです。
また、フィギュアも多く販売されています。
これもなかなか露出の多い仕上がりとなっています。
気になる方は是非画像をクリックしてみてください。