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メタファー:リファンタジオの体験版をやって思ったこと

メタファー:リファンタジオの発売日(2024年10月11日)が近づいてきました。
そこで、今回は体験版をプレイした感想をまとめたいと思います。

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☆基本情報

本作は、『ペルソナ3』、『ペルソナ4』、『ペルソナ5』のクリエイターによる完全新作ファンタジーRPGです。

☆ストーリー

舞台となるのは、暗殺によって統治者である王を失い、混迷と不安のなかにあるユークロニア連合王国です。
そこには8つの種族が生活しています。

本来であれば跡を継ぐはずの王子にも死の呪いがかけられ、同国では歴史上前例のない王位争奪戦がはじまっています。
王子の親友である主人公は、その呪いを解くため、相棒の妖精「ガリカ」とともに旅に出るという流れです。

☆システム

思ってた以上にペルソナです。
ペルソナ開発チームということもあるけれど、プレスターンバトル、カレンダーシステム、コミュイベントなど、ペルソナでお馴染みのシステムが登場します。
ペルソナをプレイしたことがある人なら特に問題なくプレイできると思います。

戦闘画面
カレンダー画面
コミュ画面

☆おしゃれなUIだが、落ち着きのないデザイン

『ペルソナ5』同様、UI(ユーザーインターフェース)への拘りは見られます。
メニューを開くだけでも、おしゃれな雰囲気が味わえます。

メニュー画面

が、今回はパステルカラーの赤と水色が基調となっていることが少しマイナスです。
暖色と寒色が入り混じっているせいで、少し目に痛い配色になっています。

目に痛い 配色

また、テキスト表示枠も無駄に動くので、文章を読んでいる間も落ち着かないです。
個人的にはペルソナ5ほどのかっこよさは感じられませんでしたね。

☆ストーリーは少しご都合主義を感じる

ストーリー展開が少し無理やりというか、ご都合主義なところが見えてしまいますね。
まぁ、そうしないとうまく話が進まなかったんでしょうけど、ペルソナはリアルな世界に上手く溶け込みながら話が進んでたので、今作はちょっと違和感を感じました。
ただ、体験版ではまだまだ序章ですので、全体を見れば評価が変わるかもしれません。

☆かっこいいBGMだがクセが強い

BGMはかなりクセが強く好みが分かれると思います。
宗教音楽とでも言うんでしょうか?
かっこいいけど、ちょっと不気味な感じです。
自分はプレイしている間に慣れてお気に入りになっていますが、初めてだとちょっと驚くかもしれません。

☆アーキタイプ(職業)システムは良好

アーキタイプとはキャラに装備できる戦闘スタイルです。
ストーリーやイベントなどで出会える支援者(フォロワー)との絆を深めることで、アーキタイプが覚醒し自分の力として使用できるようになります。

個人的には一番楽しめたシステムです。
タイプによって多彩なスキルが用意されていますので、装備するアーキタイプによってキャラの役割が大きく変化します。
しかも、スキルだけでなく弱点と耐性も変化するので、育成の仕方によって得意な敵、苦手な敵が変わって来るのも面白かったです。
得意を伸ばすか苦手を消すか、キャラクター育成の幅が広がってますね。

☆キャラクターデザインは好みが分かれる

キャラデザを見て思うことは、完全にファンタジーって感じではなく、近代チックなデザインが含まれたり小物持ってたりと、少しリアルを意識したものになっています。

キャラクタービジュアル

これがいいのか悪いのかは好みが分かれると思いますね。
自分は少し違和感を感じました。

☆総評:85点

少し辛口かもしれませんが、期待を込めて85点とします。
ゲーム性:★★★★★
シナリオ:★★★☆☆
デザイン:★★★★☆

ゲーム性に関して文句なしです。
単調な戦闘ではなく、しっかり相性等を考えながら戦略を練る感じがとても良かったです。
体験版ではキャラクターが少ないものの、プレイできるキャラクターが増えればもっと戦闘にメリハリが出ると思います。
ただ、戦闘中の過剰な演出はマイナス点です。
特に目に痛い配色は、長時間プレイすることが想定される今作と相性が悪いと思います。
シナリオに関してはまだ世界観に入り込めてないところもあるので、少し評価が落ちます。
他の方の評価でも思うことなんですが、ゲームシステムのことはよく言われてますが、シナリオに関しては触れられてないことが多いですよ。
それだけ可もなく不可もないシナリオだと思います。
ただ、これに関しては体験版ということで、製品版が出てからしっかりとした評価をしたいと思います。
デザインに関しては、おしゃれの一言に尽きます。
ペルソナの尖ったUIをしっかりと引き継いでいますね。
BGMは独特な雰囲気で好みがわかれるものの、私はとても気に入りました。
メタファーのちょっと不気味な世界観にマッチしていると思います。

最後に、色々といいましたが、ゲームを面白くしようとする気持ちが良く伝わってくる作品ではありました。
尖っている作品なので、好みが分かれるところはありますが、少なくともペルソナを楽しんでプレイしていた層には確実に刺さると思います。
私も発売日が来たら、楽しんでプレイしようと思っています。

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