灸師とは
はり師と灸師は別免許なのは御存知でしたか?
試験は同時にありますが、10問だけ、各枠の問題があって、共通問題との合計点が足りない場合「鍼灸師」には成れず、はり師か、灸師のみの資格者になります。
なので鍼灸師は医療系国家資格を2つ所持していることになります(申請もちゃんと2つ分お金払います)
ここで気になるのが、灸師という資格の存在価値です
よもぎ蒸しや、市販でお馴染みの千年灸など、未だにお寺行くと、弘法の灸といって、お坊さんがしてたり、地方へ行くと、お婆ちゃんに灸を据えられたり、かなり資格の規制なく一般化されてるイメージです(リラクゼーションマッサージも同様ですが)
その現状を踏まえ、僕は、灸師としての価値は、
「お灸を上手に据えるプロ」
というより、
「熱を上手に操るプロ」
と考えています。
もぐさを燃やす枠に囚われず、あらゆる温熱療法を学び、患者さんに合った温度、部位、順番を提供して、中庸の状態へもっていく
それが国家資格の灸師の仕事だと思っています。
例えば、ほてりは、内臓や、下半身が冷え過ぎてて起きるほてりが非常に多く、単純に温めても、ほてりが、悪化するだけです。
うちくるぶしから順番にほぐしながら温めたり、肩や首の筋肉をほぐしてからお風呂へ入れば、手や顔がほてることなくからだの冷えへ、温める効果を提供できます。
免疫や、冷え、疲労などに、様々か温熱療法が存在していますが、それらのアドバイスをできるスタンダードなポジションになれるプロだと考えて学び活動しています。
今日は、そんな勉強も兼ね、忠臣蔵の、赤穂温泉へ
上手な地形を活かした岩サウナ
高張性のミネラルたっぷりの温泉、
ロケーションに美味しい海の幸
久しぶりに新しい良い環境を見つけれて満足しています。