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はじめまして! ヘルスケア・ビジネスナレッジ公式noteです。 

これから「ヘルスケアビジネス」をはじめるあなたへ・・・
はじめまして!
(株)ヘルスケア・ビジネスナレッジ の代表 西根英一です。

ヘルスケア(医療・介護、予防・保健、健康・美容)のマーケティング戦略とコミュニケーション設計の専門家として、ビジネスとパブリックとアカデミアの3領域を頑張っております!

『ヘルスケアビジネスの図本』 ー ヘルスケアビジネスの要件を満たすための50の開発目標ー  という書籍を2020年に出版しました。

この本は、ヘルスケアビジネスをこれから始めようとしている方に向けて書いたものです。

ヘルスケアの広くて、かつ深い内容を「図」とともにわかりやすくまとめた「本」です。この図本がきっかけでヘルスケアビジネスを始めた方々が全国各地にいます!

こちらの「note」ではこの『ヘルスケアビジネスの図本』 を順次掲載していくとともに、目まぐるしく変化するヘルスケア領域を共有できたらと思っています。

*紙の書籍『ヘルスケアビジネスの図本』をご希望の方はこちらから購入可能です。(専用オンラインサイトでのみ販売しております)

個人の健康課題だけでなく、社会が抱える課題をも解決していく“善循環”の要素を持つヘルスケアビジネス

「健康とは、身体的、精神的かつ社会的にいい状態であって、単に病気でないとか虚弱でないということではない」とWHO(世界保健機関)憲章が示すように、カラダの健康(physical health)、ココロの健康(mental health)、キズナの健康(social health)が互いに補完し合い、個人に最適化された健康(optimal health)を形成します。

そしてその集合体が、社会(家族や地域、職域等)が抱える課題を解決していくという構図をとります。ヘルスケアビジネスに注目が集まるのは、個人の健康課題だけでなく、社会が抱える課題をも解決していく“ 善循環”の要素を持ち備えているからでしょう。消費者が高度に成熟した市場で、ヘルスケアビジネスが注目され、脚光を浴びる理由がわかります。

すべてのベースとなるヘルスケア・ビジネスナレッジ

ヘルスケアにはルールがあります。そもそもヘルスプロモーション(たとえば、健康寿命を伸ばすためには、食事・運動・禁煙が大事!)という“ 教え”のような教則が先にあって、それに従ってビジネスが生まれ、ヘルスプロモーションとヘルスケアビジネスは共創互恵的に成長していきます。

まずヘルスプロモーションの“ 教え”を知ることにより、ヘルスケアビジネスの目指す「目印」(解決すべき課題)がはっきり見えてきます。
そして、要件を整理することにより、ヘルスケアビジネスが照準を合わせる「矢印」(対応すべきターゲット)がしっかり定まり、商品、サービス、施設等を開発することができます。

「目印」がはっきり、「矢印」がしっかりしたところで、ビジネスに知恵が備わります。

0から1をつくるヘルスケア・ビジネスローンチ

本業をもって課題に取り組むという2軸の掛け合わせが最も簡単な始め方です。しかし、これはいわゆる対症療法。多くのヘルスケアビジネスが、X×Yの「2軸」で始動してしまっているところに上手くいかない理由があります。X×Y×Zの「3軸」を掛け合わせてみましょう。

シーズ(提供できる本業や技術)をX軸、顕在化しているニーズ(解決したい課題・問題、気になる話題)をY軸、潜在化しているニーズ(満たしたい欲求・動機)をZ軸として、「3軸」を掛け合わせてアイデアを練ります。

すると、おもしろそうですね!(やってみる価値がありそうですね!の意)が芽生えます。おもしろそうですね! の芯がないとそもそもビジネスは
発火しません。

ビジネスアイデア(事業の発想・着想・想像)とは、ビジネスを始めるにあたってワクワクゾクゾクするといった《脈動》を感じるものでなくてはなりません。これによって、「0」(ゼロ)となる基点が誕生します。

続きはまた次回に!!