女性のためのヘルスラボ(佐賀市)
スキンケアブームですが、意外に基本的な知識やスキルが不足しているようです。助産師としてのスキンケアの気づきについてまとめていきます。
助産師と理学療法士の立場からフォーカスした姿勢と健康についてまとめていきます。
更年期研究を始めたわけ 私が更年期研究をはじめたきっかけは個人的な問題からでした。NHKの「虎に翼」の主人公寅子ではありませんが、思春期の頃から月経困難症がひどく、悩んでいました。あまりの痛みで、夜中にお腹を抱え込み、トイレの前で床に転がっていることが度々ありました。また、生理が始まると経血もれが気になり、白いものや薄い色ものを着ることができませんでした。今思い出すと、お腹を締め付けるのは苦しいはずなのに、スカートの下にはブルーマーをはいていました。さらに生理中の特有の臭いも
スキンケアというと、洗浄、保湿、保護と言われますが、肌に触れる衣類も重要な役割を果たしています。今回は、肌着についてお話します。 1.肌着は着なくても良い? 最近おしゃれを意識してなのか、肌着を着ない人が増えているように思います。肌着には、汗や皮脂汚れを取る役割があるのに、肌トラブルは大丈夫かなと思ってしまいます。大人だけでなく、乳児においても短肌着は必要ないと考える人もいるようです。確かに、ぐにゃぐにゃした赤ちゃんに短肌着、長肌着、洋服と重ねて着せるのは大変ですね。で
これまで、産後女性の手や手首の痛みについて調査してきました。その成果を共有させていただきます。 1.なぜ産後のけんしょう炎に注目したのか 今から約20年前ころから、育児期の母親の変調に気づきました。抱っこがうまくできない、その理由の一つに手や手首の痛みがありました。友人の調査に、産後の手の痛みの項目を入れていただき、パイロット調査をしてもらうと、なんと入院中、産後早期から、手の痛みを訴える人が2割近くあることがわかりました。それから、産後の手や手首の痛みの実態と育児との関
妊娠したから、産後だから、子育て中だからと、「不調や痛みは仕方がないもの」だと、女性自身も周囲の人も思っている人が多いようです。 1.産前・産後の不調と痛みを軽減し、女性に余裕を! ・妊娠期から産後1年まで、多くの女性が様々な不調を抱えています 例えば: 肩こり、腰痛、手や手首の痛み、尿もれ、おならや便のもれなど ・しかし、多くは子ども、家事優先で、自分のことは後回し ・自分のことを省みたり、ケアする余裕がありません 2.産前・産後と女性の生涯の健康との関連 ・