【刮目!】日本が誇るデザインファーム3選!
こんにちは、デザインヘルスカレッジのいずみです!
医師として働きながら、「日常から健康に」をテーマに、アプリや日用品を通して、健康を「デザイン」の視点から研究しています。
この記事で学べること
・日本国内の有名デザインファーム3選
・その代表のキャリア
これまで「デザイン」の視点で健康に関する情報を発信してきました!
今回は、あまり健康とはリンクしませんが、日本の著名なデザインファーム とその代表について記載していきたいと思います!
その1 Takram
日本でもデザインの分野に関してはこの人は必ずあげられる方ではないでしょうか。
メルカリのロゴデザインや、最近ではDTC型のオーダーメイドジーンズのブランドも手掛けられている記事を拝見しました。
HPを見てみると、トヨタ自動車の未来の自動車のコンセプトムービー制作などもお手伝いされているそうですね。
元々田川さんは東京大学工学部を卒業されたのち、ロンドンのロイヤルカレッジオブアートのデザインエンジニアリング学科の修士課程に留学し、2年間エンジニアに対するデザイン教育を学ばれたそうです。
その後、5年間のデザインファームでの経験ののち、2006年にプロダクトデザイナーの山中俊治さんとTakramを共同創業され、それ以来デザインとエンジニアリングをハイブリッドに掛け合わせたプロジェクトを多く手掛けているそうです。
2015年から母校のロイヤル・カレッジ・オブ・アートのイノベーション・デザイン・エンジニアリング学科で客員教授を務め、
2018年に同校から名誉フェローを授与されている他、国内ではメルカリのCXOアドバイザー、Sansanやトヨタ自動車、無印良品におけるUI設計などなど、本当に多くの実績をお持ちの方です。
その2 Nippon Design Center
企業:Nippon Design Center
代表:原 研哉さん
日本デザインセンターは、元々1959年に設立された会社です。
元々は「新しいデザインの時代において、各社の宣伝部を共同で持つ」という趣旨のもと、トヨタ自動車、アサヒビール、新日本製鐵、野村證券など8社の出資によって広告制作会社として設立された背景があります。数々の著名デザイナーを輩出しています。
最近では日本デザインセンターが暑かった60のプロジェクトを展示しているVISUALIZE60という展示会が、ちょうど1月22日まで延期されたそうです…!!ご興味ある方は是非!
続いて、原さんのご紹介です。
岡山県岡山市出身のグラフィックデザイナー。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科教授や日本グラフィックデザイナー協会の副会長も兼任されている方です。
1998年、長野の冬オリンピックで開会 / 閉会式プログラムを手掛けたり、2000年RE DESIGN展で世界インダストリアルデザインビエンナーレ大賞を受賞されていたり。その実績は枚挙にいとまがありません。
あとは、数々の書籍も出版されています。おすすめの書籍はこちら!
白髪と白髭がかっこいい…!
その3 GKデザイン
GKデザイン、この企業は一言で言うならば「日本にデザインを持ち込んだ会社」と言われています。
1952年に東京芸術大学の6人のメンバーが「これからは生活の身の回りの道具をちゃんとデザインして行かなきゃいけない!」と言うビジョンのもとに1957年に設立され、現在ではフリーランスのデザイン会社としては世界最大規模を誇ります。
そしてGKとは6人のメンバーの担当教官、小池助教授から「Group of Koike」からきているそうです。
発足時からヤマハの楽器、家具、オーディオ、オートバイのデザインや、キッコーマンの醤油びん、大阪万博の環境デザインなども手掛けられています。
京都や広島、海外ではロサンゼルスやアトランタ、アムステルダム、上海にも拠点があります。
次に、代表の田中一雄さんに関してです。
元々東京藝術大学美術学部デザイン科、同大学院をご卒業されています。
1983年に修士課程を首席で修了し、修了制作は最優秀作品として大学に購入されたそうです、すごい…
2000年には、愛地球博のディレクターに任命されたご経歴や、2019年、名誉博士 Doctor of Letters : Ajeenkya DY Patil Univ. (インド)より授与されています。
日本のデザイナーはかっこいい
ここまできて思ったのは、さすがデザイナー?の大家なだけあり、皆さんおしゃれでかっこいいですね…!
そしてさすが著名なファームの代表なだけあって、その経歴、受賞されている賞も数え切れないほど。
そうは言っても日本の組織はまだまだトップダウン、現場主義よりも経営戦略にフォーカスされる文化ですので、デザインの黄金期はこれからやってくるのかもしれません。