なぜ東大をでてスピリチュアルの道に入ったのか①〜東大受験〜
こんにちは!
真の自由とは何かを探求している、統合エネルギー療法家のきむです。
今日は自己紹介をしてみたいと思います。
初っ端からアレですが、私は実は東大文学部卒です。でも勉強を真面目にやって来たわけではないんです。
ずーっとなんで人生はこんなにつまんないんだろう、やればできるのはわかっているけれど、やって成功しても意味がない、と感じていて、無気力に生きていた方だと思います。
今回自己紹介を書こうと振り返ってみてわかったのですが、ずっと、自由を求め続けた人生だ!ということでした。
「この支配からの卒業〜♪」みたいな気分がずーっと続いている10代でしたね。
自由になりたくて東大を受験することにした
モヤモヤしているモラトリアム真っ盛りの時に、やってきた大学受験。
当然、やりたいことが何かなのかもモヤモヤ霧に包まれたようで、志望校は決めれない。
当時の私が考えるプランは、留学、地方の大学進学(学部はどこでもいい)という状態で、逃げ出したい気分満載で志望校を決めようとしていました。
学歴コンプレックスの強い父親からは、〇〇以上の学校へ行け、とプレッシャーをかけられて、さらに、医者以外なら地方も外国もなし、という厳しい言葉が。
そしてとうとうやってきた、高校3年の夏休み。ようやく決めた志望校も猛反対されて、討たれ果てた私は、
この親から自由になるには、東大しかない!
という考えを思いつき、決意したのです。
そしてそこから始めた猛勉強。
まるで人が変わったように目標に向かってやるべきことを淡々とこなしました。
これまでのモヤモヤに構っている暇もなく、友人たちのグチにも耳を傾けず、完全に自分の方法で、受験勉強に挑みました。(塾には行ってます。)
過去問を研究して、そこで出た時代はやらない、という大胆な方法で、予測問題を的中
どうしても苦手な世界史だけは、やはり6ヶ月という短期間では全ての範囲を終えることができなかったので、過去問20年分を研究して、既に出た地域・時代は勉強しない、と決めました。
過去問を研究しているときに、これまでに、「モンゴルが周りの諸国へ与えた影響」って出てないな、と気づき、ノートにまとめて暗記したのが試験一ヶ月前。
このまま、論述問題で出ました。
そのまま無事、現役合格。ほぼ6ヶ月の勉強期間でした。
やると決めたら本当にできるんだな、と思った経験でした。
親から自由になるためだけに行った東大だけど、もちろんやりたいことは見つからなかった
考えてみると、ちょっと毒親だったのだと思います。
親は喜んでいました。周りも驚いていました。
そして、自分も嬉しかったし、自分で思ったことを実現できる、ということを知ったので、よかったのですが、実はその背後にある虚しさは消えていませんでした。
東大に入った自分が認められて、そうでない自分は、置いてきぼりな感じなのです。
しかし、このことをはっきりとわかったのは、だいぶ経ってからのこと。
当面は、部活を楽しんでいましたが、やってくる卒業後の進路問題。
みんなは就職活動をしていましたが、自分の中には就職というのがピンとこなくて、また受けても行きたいところには行けず、早々と就活をやめてしまいます。
留年して、とりあえず部活でやっていたスポーツだけは楽しんで、日々過ごしていました。
そして結局、翌年、範囲を広げて就職。これもまた、経済的に親から自立するため、に就職したのでした。
いつも自分の本当にやりたいことは何か、ということが分からなくて、悩んできたように思います。一方で、自由になりたい、という気持ちは人一倍強かったのです。