ヒーリング(音楽瞑想)



みなさま、こんにちは
本日、8/9(日)9時よりの「KABUTO 音楽の絵本」のスクリプトです。

以下のURLでご覧いただけます。
https://youtu.be/om-bpcC2iok

KABUTO 音楽の絵本
Story-9 ヒーリング

「目を閉じます。ヒーリング、日本語では「癒し」と訳されることが多いです。心身が疲れているときに、何かほっとしたことに出会うと、楽になることがあります。何に「ほっとする」か? 感性は1人1人違います。自身の感性にぴったりのヒーリングに出会ったときの喜びが、癒しをもたらしているとも言えます。ご自身がどのようなときに癒しを感じるか、思い浮かべてみてください。

いかがでしょうか。ご自身の癒しの場面がイメージできたでしょうか

「ヒーリングの感性」はいくらでも拡大していくことができます。
私が行っている「ヒーリングミュージックライブ」では最初、森の場面から始めることが多いです。森の自然音、鳥や虫の声を流します。そして来場の方に「日々の疲れをとる気持ちで、目を閉じながら「森の奥」へと進んで行きましょう。」と話しながら、演奏を始めていきます。

「森の奥」とは何でしょうか。5メートル、10メートル、100メートルと森の景色をイメージして歩いて行くことももちろん「森の奥」へと進むことになります。しかしそのような「森の奥」だけが「森の奥」ではないように思えます。

最初は鳥や虫たちの声が、鳥や虫たちの声として聞こえています。「森の奥」へと進んでいくと、鳥や虫たちの声、また木々の枝が風に揺れる音、川の流れ、さまざまな音が「喜びの鼓動」として聞こえ始めてくる。
さらに「森の奥」に進むと、森の命たちの会話の1つ1つの言葉が聞き取れてきます。そしてとても嬉しくなる。
それは決して物理的な距離ではなく、自分の心が到達した「森の奥」。

自分の心を開拓していくと、感性はどこまでも拡大していく。今まで感じることができなかった声までも聞くことができて、その喜びに出会っている。

心が今とても穏やかです。安心と幸せの中にいます。

小さい子どもが甘えたくてお母さんに抱きついてきたとき、その子はお母さんの匂いやぬくもり、柔らかさなどに癒しを感じていると思いますが、同時にお母さんも、子どもの体温や柔らかさ、息づかいに癒されている。
淋しいという気持ち、マイナスの気持ちを持って抱きついてきて、子どもの気持ちはマイナスからプラスに変わり、お母さんの気持ちも「どうしたの?」という心配、そのマイナスの思いからプラスに変わる。ヒーリングは自分と相手に同時に起きるものです。

「森の奥」に到達して、鳥や虫たちの楽しい会話の1つ1つの「言葉」が聞き取れたとき、鳥や虫たちはあなたの存在に気づき、「私たちの会話を聴いてくれているのですね。ありがとう!」と私に言ってくれている。喜びとヒーリングが自分と相手に同時に起きている。

「癒されているようで癒している」「癒しているようで癒されている」、その相互作用に喜びと幸せを思い、今「すべてがつながっていてひとつ」という思いを感じています。

ゆっくりと、もともとのあなた自身を感じていきます。
目を閉じたまま、だんだんとご自身に戻っていきます。
自分自身を感じていきます。全身を左右に少し動かしてみてください。
手の平を広げてください。

「感性をどこまでも拡大していけばもっと深い癒しに出会い、喜びに出会える」という「意識」を今ご自身に感じています。「癒しは常に自分と相手に同時に起きている」その幸せを感じています。ご自身がかけがえのない存在であることを思い、安心と幸せに包まれていることを感じます。

ゆっくりと目を開けてください。
ありがとうございました。
今、素晴らしいエネルギーに包まれ、満たされています。
すべてがひとつということは、あなたはすべての命「ひとつひとつ」であるということです。
良い一日をお過ごしください。」

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