夢中(音楽瞑想)
みなさま、こんにちは
今朝の「音楽の絵本」(47)、ありがとうございました。
以下のURLでご覧いただけます。
https://youtu.be/pDvc8r0jBRE
KABUTO 音楽の絵本
Story-47 夢中
「目を閉じます。「夢中」という言葉があります。「ゆめのなか」と書きます。夢の中にいるぐらい、何かに楽しく、また一生懸命、何かに集中しているときは、大きな幸せ、喜びを感じ、また人生に充実感を思います。
今朝は最初に、今現在、夢中になっていること、また過去に何かに夢中になったことを思いながらひとときを過ごしたいと思います。
それは、楽しいご自身の趣味でも良いですし、仕事でもかまいません。
夢中になっていること、夢中になったことを、1つでも2つでも思い浮かべてみてください。
いかがでしたしょうか。夢中になったこと、何を思い浮かべましたでしょうか。
「努力には力がいるけれども、夢中には力がいらない。」と言われます。
自然に身体が動き出して始めているぐらい、身体の疲れや心の悩みなどを超えて一心不乱になる。それほど専心できるということは使命や天職に結びついているとも言えます。
先ほど、夢中になっていること、夢中になったことを思い浮かべていただきました。もし、まだ夢中になったことがないという方がいらしたら、あなたに秘めて内在している夢中の種に出会っていないだけなのかもしれません。また出会っている方も、もしかしたらまだみつけていない別の夢中の種が眠っている可能性もあります。
いろいろなことを試してみるうちに「夢中」に出会えることがあります。
友人に誘われて一緒に料理をつくったら、思った以上に美味しくできた。今度、中華やフレンチにも挑戦したくなった。
「テニスに行こう」と誘われては断っていたけれど、あまりにしつこいので「一度だけ付き合うよ」とテニスコートに立った。ラケットを借りて、返ってくるボールを打ち返しているうちに「なんて楽しいんだろう」と夢中の種が芽を出し始める。
夢中になることがみつかる、それは宇宙が自分にくれていたギフトに気づいたのかもしれません。または、宇宙から持ってきていた、地上でやりたかったことを思い出したのかもしれません。
心が今とても穏やかです。安心と幸せの中にいます。
夢中の先には仕事という伸びしろもあります。料理に夢中になったら、料理教室の先生になることもできます。テニスに夢中になったら、スポーツ雑誌の編集の仕事がしたいと思うかもしれません。
年齢も関係ありません。「思い立ったら吉日」と言います。イギリスの女流作家ジョージ・エリオットの言葉に「なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない」というのもあります。
自分の人生を探す旅をして「夢中」を発見する。その幸せ、喜びは自分だけのものではなく、いつのまにかその思いを共有できる仲間に囲まれている。
夢中になったら全身の60兆の細胞1つ1つも夢中になっている。その細胞1つにある喜びに思いを馳せる。
「ゾーンに入る」という言い方があります。あるとき周囲の景色や音などが意識の外に消えて、自分の感覚だけが研ぎ澄まされていき、没頭している。それは夢中になった瞬間とも言えます。この「無心の意識」が喜びの宇宙とつながってすべてがひとつ。
ゆっくりと、もともとのあなた自身を感じていきます。
目を閉じたまま、だんだんとご自身に戻っていきます。
自分自身を感じていきます。全身を左右に少し動かしてみてください。
手の平を広げてください。
「夢中は力のいらない世界」という思いを今ご自身に感じています。「小さなことでも夢中になれることをもっともっと探したい」その幸せを感じています。ご自身がかけがえのない存在であることを思い、安心と幸せに包まれていることを感じます。
ゆっくりと目を開けてください。
ありがとうございました。
今、素晴らしいエネルギーに包まれ、満たされています。
すべてがひとつということは、あなたはすべての命「ひとつひとつ」であるということです。
良い一日をお過ごしください。」