両親と旅行してきました~

お金のストレスをなくし、心を癒しながら
幸せな生活を送るための応援をする、
FP×心理カウンセラー×宇宙とつながるセラピスト
野村光です。

この週末は、両親とこどもと旅行してきました。
父親が「五能線に乗りたい」と言い出してから
早十数年…!?

かなり高齢になってきて、足腰も弱くなり、
あと数年したら行けなくなってしまうことが
容易に想像できたので、思い切りました。

小笠原に行きたいという私の夢もある中…、
お金は使わずに貯めておくのが
「一般論な正解」だと思います。

でも、時間は有限なので、
両親が元気なうち、動けるうちに
一緒に旅行することの方が優先順位が高い、
と判断しました。

埼玉県民の日、小学校の開校記念日が続き
この週末、小学生の長男は4連休。
そこに合わせて予定することで、
さして無理なくスケジュールを組めました。

自称「晴れ女」の私ですが、出発2週間前、
週間予報を確認すると3日間の旅程のうち
2日は雨マーク。

息子たちの、
「ママは晴れ女だし、今までの旅行も全部
 お天気ひっくり返してくれたから、
 今回も大丈夫でしょ」
という言葉に若干をプレッシャーを感じましたが、
見事晴れて、暖かな日差しの中旅することが出来ました。

五能線は秋田ー青森の日本海側を走るローカル線。
本数も少なく、ちんたら走るので時間がかかります。

埼玉から青森まで、所要時間8時間!!

ホント、「電車に乗るための旅」となりましたが、
往きはリゾートしらかみに乗車し、
能代駅でバスケットのフリースローにチャレンジし、
千畳敷では15分間途中下車し観光し、
社内イベントで津軽三味線や語り部を聞いたりして、
飽きずに過ごすことができました。

観光列車って、何より座席が広いのがいいわよね。
疲れない…。

電車に乗るのが第一目的の旅だったので、
1日目の宿は特にこだわりもなく、
「安い」「駅から無料タクシーあり」という理由で、
町営のコテージにしました。

結果大正解。

コテージは5名で20000円と格安な上、
総ヒバ作りで、木の香りに癒されます。
お部屋のお風呂も蛇口をひねれば温泉が出て、
お肌つるつる、芯から温まりました。

2日目から復路、今度はローカル車両で引き返し。
関東近郊で利用しなくなったオンボロ車両が
今も現役で走っているような、寂びれたイメージを
胸に抱いていましたが、
実際はむしろ地元の私鉄よりも新しい車両で驚き!

終点の駅を降りて徒歩にて観光したあと、
次の電車で白神山地にほど近い駅まで移動。
宿泊施設へは無料シャトルバスを利用。

薪ストーブが用意されたコテージのプランがあり、
父親の好みに合いそうだったので予約したのですが、
今年はカメムシが異常発生しているとのこと、
ストーブで温まったお部屋の中を、大量のカメムシが
飛び回り、駆除に奔走したのでした。

忘れられない思い出になります、コレ…。

まさか捕獲したカメムシを薪ストーブで火あぶりに
することになろうとは…💦💦💦。

3日目は白神山地西側、十二湖界隈を散策。
めちゃくちゃセラピー効果があり、
気持ちよく歩いて時間も忘れるほど。

2時間半のコースを歩きましたが、
体感としては30分くらいにしか感じず、
あっという間でビックリです。

股関節が痛い父と、膝が痛い母。
3時間近くのハイキングは心配でしたが、
難なくこなし、遅い紅葉を楽しみました。

ブナの葉は赤くはならず琥珀色。
モミジのような鮮やかな主張はありませんが、
穏やかで優しい色づきです。

ここまで読んでいただいたらお分かりのとおり、
今回の旅は、電車に乗るのが目的で、
観光らしいことと言えば最終日のハイキングだけ。

それにもかかわらず、
「夢だった五能線に乗れてよかった」
「自分たちでは計画できないから有難い」
「冥途の土産になった」
と喜んでもらい、行ってよかったと思います。

「お金を貯める」ことを目的にしてしまうと、
こういった旅は無駄使いの部類に入る
と思えてしまうでしょう。

でも、時間は戻ってこないし、
あとから後悔してもどうすることもできない。

頭で考えると、マイナスかもしれませんが、
旅することでよい波動を出すことが出来れば、
その後の生活でも良いものが引き寄せられ、
「旅行した方が巡りがよく」なることも
考えられます。

人生にタラレバはありませんが、
何を選択するにしても後悔のないように
したいものです。

これからの私の生活がどう変わるか、
変わらないかは、時間がすぎないとわかりません。

良いものにするも悪いものにするも、
自分のとらえ方次第と言える部分もあるでしょう。

「幸せは自分の心が決める」
という言葉もある通り、
やりたいと思ったことをやった後は、
これで良かったと信じきることが大切かな~。

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野村 光
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