存続可能か?健康保険制度
友人が末期がんになり、
いろいろと考えるキッカケになっています。
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お金のストレスをなくし、心を癒しながら
幸せな生活を送るための応援をする、
FP×心理カウンセラー×UCセラピスト(宇宙とつながる)
野村光です。
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先般、健康保険に付随する給付である
「高額療養費制度」の上限アップ
というニュースが話題になりました。
【高額療養費制度の見直しについて】
厚生労働省保険局
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001393881.pdf
友人も、数々の検査、入院、治療で
かなりの経済的負担を強いられることになり、
もし高額療養費制度の見直しにより
上限額が引き上げられれば、
それなりの痛手となります。
そんな話をしていたところ、
「人の命を何だと思ってるの!」
「困ったときのための制度じゃない」
といった感情的な意見が多くを占めましたが…
(もちろん、病気の友人を慮ってでしょう)
私自身は、
「人の命ってそんなに尊いか?」
「困ったときの制度だけど、
日ごろから無駄に使うから維持できないのでは?」
と冷静に思考してしまいました…💦。
私は、”人の命は地球より重い” といった論調が
はっきりいってキライです。
人の命は、他の生命の命と同じだと思ってます。
生まれてきて、死ぬ。
ただそれだけ。
他の動物にはない特性があるおかげで、
何だか偉いような感じになってますけど、
むしろ地球をいじくりたおして環境破壊して、
調和を乱す悪いやつかもしれない、
くらいに思ってます。苦笑。
それと、健康保険制度の維持については、
環境問題と一緒で、何も考えずに、
ジャブジャブ使うだけ使ってるから、
結果として大事なところで使えなくなる、
と思うのです。
まず、こどもの医療費助成制度。
コレ、なくてもいいのでは?
私もこどもがいますので、
医療費がタダになるというのは助かります。
助かるけれど、だからといって、
多くのママたちは気軽に病院に行きすぎ!!
鼻水垂れてるから吸引してもらおうとか。
ちょっと咳が出たから薬もらおうとか。
何なら耳くそ取ってもらおうとか。
病院に行かなくても問題なさそうな
軽微な症状で気軽に受診するものだから、
医療費はかかる一方ですよね。
小児科の診療報酬、知ってるのかしら。
B001-2 小児科外来診療料(1日につき)
1 保険薬局において調剤を受けるために処方箋を交付する場合
イ 初診時 604点
ロ 再診時 410点
2 1以外の場合
イ 初診時 721点
ロ 再診時 528点
診療報酬点数は1点=10円なので、
604点は6,040円です。
そのほか、お薬代がかかっています。
でも、助成制度で多くの場合は医療費「0」。
また、日本は皆保険制度になっているので、
日本で働く外国人労働者も、
3か月を超える在留期間がある外国人も、
日本ではいずれかの健康保険に加入する必要がある、
とされています。
日本の医療はユニバーサルサービスで、
どの医療機関に行っても、
基本的には同じ治療が受けられます。
診療報酬も決められているので、
海外のように何百万~何千万というお金を
請求されることもほぼありません。
この制度を利用するために、
わざわざ日本に来て働く外国人もいるとか。
歯にきぬ着せずに申し上げるなら、
いつまで日本にいるかわからない外国人まで
日本の優秀な健康保険制度の傘のもとに
入れてあげなくてもいいんじゃないか?と…。
悪用している外国人のおかげで、
収支が悪化しているとも言われています。
そして高額な新薬。
最近1錠万円単位の新薬が
多く健康保険の承認を受けています。
1日1万円の薬を2回飲むと仮定して、
毎月60万円の医療費です。
自己負担が18万円になるけれど、
高額療養費制度の対象になるため、
健保の財政は厳しくなります。
そんなこんなで、健保制度を維持するのは
なかなか難しい状況にあるのでしょう。
ところで、北海道の夕張市。
2007年に財政破綻しました。
それに伴い閉鎖された病院もあり、
市民の健康が懸念されていましたが…、
病院がなくなった結果、
市民の意識が変わり、
むしろ健康になった、という報告が!
これですよ、コレ!
自分の健康を医者でもらう薬でなんとかするのではなく、
元々備えている免疫力と、それを低下させない生活習慣
で支える、というのがいいと思いませんか?
安易に病院受診できる環境が
むしろ病気を作っている側面がある、
そう思います。
話はあちこちに行きましたが。
本当に医療費の助成を必要としている
友人のような方にそれが届くよう、
医療機関のコンビニ受診はやめて、
日ごろから自分の健康に意識を向け、
免疫を高める生活をしたいものです。
引いてはそれが、自分の家庭の経済も
うるおすことになると思います。
そして、本当に医療に助けてもらいたい人に、
それを届けることができる社会になると。
ちなみに我が家は、
健康維持に大切な役割があるのに、
なかなか摂取しにくくなっているミネラルを
多く取り入れることを意識して、
・野菜から料理を作る
(カット野菜・水煮野菜使わない)
・野菜の皮も食べる
・味噌・醤油などの発酵調味料を使う
・白米でなく、5分・7分づきの米を炊く
・添加物を避ける
という実践をしています。
何をするにも元気が一番!
元気であれば、お金もかからない!!
猪木は正しい、と時々思います。笑
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