【レビュー】バーバラ・ブレナン『光の手』
『光の手 自己変革への旅 (上)(下)』(河出書房新社) は高名なヒーラーであるバーバラ・ブレナンによる著書。
『光の手』『癒しの光』『コアライトヒーリング 究極の光の手』の3冊の著書のうち、最初に出版されたのが本書となります。
3冊といっても、どれも上下巻ありますので全部で6冊あります。
本書はオーラやチャクラを学びたい人、ヒーラーになりたい人には必読の書ではないでしょうか。
オーラやチャクラ、ヒーリングについて極めて詳細に書かれていて、腰を据えてじっくり読み進みたい本。
教科書や専門書といったカテゴリーに入ります。
著書のバーバラ・ブレナンは、もとは NASAの物理学者だけあって、理路整然とオーラやチャクラの仕組みやその歴史について記述されています。
パラパラ軽く読める本ではありませんが、じっくり読み進めることで、オーラやチャクラ、ヒーリングについての全般的な知識を得ることができるでしょう。
本書によると、私たちの身体を覆っているオーラは7つの層になっているといいます。
内側から第1層、第2層、第3層・・・となっていて、第1〜3層が現実世界に対応し、第5〜7層が高次元の世界に対応し、第4層がその橋渡しであるといいます。
本書では、それぞれのオーラの層について、その特徴や機能について、丁寧に記述されている。
まさに、バーバラのオーラ論があますことなく展開されているのです!
本書のヒットにより、バーバラは一躍有名なヒーラーとなります。
バーバラは導き手のヘヨアンとも対話しながら、スピリチュアルの世界を探究して、その理論を作り上げていきます。
他の2冊との違いですが、本書はどちらかというとヒーリングの技法について詳しく書かれています。
そのような意味で、ヒーラーを目指す人はぜひ押さえておきたい本といえます。
そして、
2作目の『癒しの光』では、本書のオーラ論がさらに発展し、展開されていきます。
最後の『コアライトヒーリング 究極の光の手』は、比較的最近の本だけあって、より現代的な視点で書かれています。
そのような意味で、近年のスピリチュアル本に慣れている人にとっては、3作目の『コアライトヒーリング 究極の光の手』が馴染みやすいかもしれません。
とはいえ、いきなり3作目から読み始めると、バーバラ理論の全体像というか、予備知識が足りなくなってきますので、しっかり理解したい人は1作目、もしくは2作目から読み始めるのがいいでしょう。
先ほど、近年のスピリチュアル本に慣れている人にとってはと書きましたが・・・
バーバラの本は、ちまたにあふれている薄っぺらいスピリチュアル本をすべて凌駕するほどの深みや存在感があります。
『光の手』『癒しの光』『コアライトヒーリング 究極の光の手』の上下巻あわせて6冊すべて読んだなら、世間にあふれているオーラやチャクラの本は読む必要はないと思われます。
それほど圧倒的にすごい本なのです。
ただ、6冊あわせると全部で 1000ページを超え、しかも小さな文字でびっちり詰まっているため、読むのには膨大な労力が必要になります。
とはいえ、それだけ価値のある優れた著書なのです。
オーラやチャクラ、ヒーリングについて本格的に理解したい人にとっては、ぜひ時間やエネルギーをかけ、熟読していただきたいと思います。
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【まとめ記事】バーバラ・ブレナンとそのオーラ論、スピリチュアルガイド・ヘヨアン
■ 執筆者 : フランシス
■ フランシスの電子書籍(ペーパーバック)
スピリチュアルと心理学で夢を叶える法則
一歩踏み出す「想い」を大切にする
(ココCLAFT出版)
一歩踏み出すというテーマで、フランシスのストーリーを軸にした物語。
心理学と組み合わせて、スピリチュアルを実践したい方に向けて、書かれています。
本書に書かれているスピリチュアルの内容は、バーバラ・ブレナンのオーラ論にもとづいています。
スピリチュアルと心理学を実践し、夢を叶えるエッセンスをお伝えする内容となっています。
日常生活で実践したい方はぜひどうぞ。
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