寿命って? ☆介護~癒し☆
「ひとは、"寿命"で亡くなる」
つまり、病気や事故とか、それが原因で亡くなるのではなく、寿命がきた時に病気を患っていたということ。
逆に言うと、仮に、頭に何かがつき刺さっていても、寿命がきていなければ亡くならない。
スピリチュアル的な見地を学んだ時に、「あ〜そうなんだ〜」と思いました。
こういうことは、証明しづらいので、信じる・信じないの自由に委ねられることにもなろうかと思います。
が、「亡くなっていてもおかしくないのに・・にもかかわらず」みたいな話は実際にありますし、そういうことについての説明がつくように感じます。
なぜなら「寿命がきてないから」。
「家で死のう」
これも、終活の講座でご紹介いただいた著書。
緩和ケア医の方が書かれたもものです。
この本によると、
・臓器にはそれぞれに個々人で異なる「臓器寿命」があり、弱い臓器から老化が進行していく。
・誰もが老化して機能不全になっていき、最後に心臓が止まると、死を迎えることになる。
・だから、ひとはガンや病気で死ぬのではなく、体が老化して死ぬ。 (老化は治せないから)
これって、やはりスピリチュアル的だなって感じました。
さらにスピリチュアル的だと感じたのは、これ。
何が「健康にいいこと」なのか? 医学でもほとんどわかっていない。
(ある人にとっては、「健康にいい」が、ある人にとっては「健康に悪い」)
では、どうすればいいか?
「自分の体の声を聞く」のが一番。
体の声こそ、あなたのことをもっともわかっている「名医」であると。
わあ!!
こんな時代がやってくるのかも?!
将来、病院に行くとこんなことが当たり前になるのでしょうか?
医師「体の声を聞くとどうなの?」
Aさん「こんなふうに聞こえる気がするんです・・」
今だったら、違和感がある人のほうが多いでしょうし、体の声を聞いて暮らしている人は、よほどのことがない限り、病院には行かないかもしれません。
そして、「ひとは、"寿命"で亡くなる」のであれば、過度に「長生きすること」を目標にする必要もないのは楽だな・・と感じます。
もちろん”健康寿命”は長ければ長いほど好ましいのでしょうが、「死」は自然なものだし、"寿命"が来たら死が訪れるだけ。
寿命がくるまで、「自分を生き切る」ことにフォーカスできるというのは、とてもシンプルだな・・と感じます。
母の介護サポートや看取りの時を思い出して、いっぱい涙が出た著書でした。
「あの時こうしたほうがよかったのか・・あ〜したほうがよかったのか・・」とか。
が、正解があるわけではないので、自分にとって何がしっくりくるのかを見極めていくことだけ。
そう感じます。