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『家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法』 東城百合子

今回は東條百合子先生の
『家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法』を
紹介したいと思います。

ずっと前からここに

母の病気があり健康に関する本を読んでいる時にふと見た家の本棚。
「えっ!?自然療法の本が!!なぜ家に???あった!!」と驚きました。

実はもともと祖母の友人が祖母にプレゼントしたもので、
それを祖母から母へあげたものでした。

本の中にある領収証を見てみると、
1997年西荻窪のナワ・プラサードで購入されたものでした。

時は流れいつ頃なのかは分かりませんが、
祖母が母へこの本を渡したそうです。

自然療法の本

自然療法の本を書かれた東城百合子先生は
結核で死にかけたときに、玄米菜食や自然の食べ物、手当てを
実践して病気を克服された方です。

食卓にある野菜や野草など自然のもつ生命力の力を借りて
健康づくりに役立ててほしいという想いから、
ご自身が病気になったときに
長く実践してよかったお手当を紹介しています。

様々な症状に対しての手当て法が載っているので、
突然体の不調が出てしまった時は、
今でもこの本を開いて対処法を実践してみるということをしています。

ビワの葉温灸やこんにゃく湿布など
この本に出会うまで今までやったことはありませんでしたが、
お手当はこんなに気持ちいいものなんだと感じたことを覚えています。

人によっては薬を飲めば簡単ではないかと思われるかもしれません。
けれどもお手当は副作用がないので安心ですし、
手間や時間がかかりますが、
その時間を自分のために大事に使おうという気持ちが
大切なんだなと思います。

東城先生は残念ながらお亡くなりになりましたが、
当時は東城主幹として「あなたと健康月例講座」を開催したり、
「あなたと健康」の月刊誌の執筆・発行をして
ご自身の体験談を伝え続けていました。
現在はお孫さんがその活動を継いでいらっしゃいます。


現在も続いている月刊誌と『家庭でできる自然療法』

私もこの本と出会い東城先生の講演会を聞きに行ったり、
あな健の料理教室にも通ったりました。

自然が師であり、次の世代のために私たちがすべきことや
いのちの大切さを教えてくださる本当に貴重な場所だと思っています。

もし興味が沸いた方、自然療法の本は知らなかったという方には
ぜひ手元に置いて欲しい一冊です。

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