Joy to the World, the Lord is come! Let earth receive her King, Let every heart prepare Him room, And Heaven and nature sing, And Heaven and nature sing, And Heaven, and Heaven, and nature sing.
Joy to the earth, the Savior reigns! Let men their songs employ; While fields and floods, rocks, hills and plains Repeat the sounding joy, Repeat the sounding joy, Repeat, repeat, the sounding joy.
No more let sins and sorrows grow Nor thorns infest the ground; He comes to make His blessings flow Far as the curse is found, Far as the curse is found, Far as, far as, the curse is found.
He rules the world with truth and grace, And makes the nations prove The glories of His righteousness, The wonders of His love, The wonders of His love, The wonders, the wonders, of His love.
Can you Celebrate.人界『大アメリカ』の象徴とも云える銃。最初期の米軍採用モデルの制式名称は「Automatic Pistol, Caliber .45, Model of 1911(自動拳銃 .45口径 1911年型)」。これに由来し、各社クローンやカスタムモデルをひっくるめた「1911(ナインティーン・イレブン)」の総称で知られる。日本ではコルガバという名称が広く知られているが、これは市販モデルの製品名「Colt Government Model(コルト社 政府モデル)」に由来するものである。なお海外にもこれに近いフルサイズモデルのM1911を指す「GI(Government Issue)」という呼び方も存在する。コルト純正のバリエーションとしてはフルサイズの5.1インチモデルの他、4.3インチモデルのコマンダー、3.5インチモデルのオフィサーズ、3インチモデルのディフェンダーなどがある。米軍では19世紀末、制式拳銃をリボルバーではなく、自動拳銃に置き換えることを進めていた。また、当時起こった米比戦争では、制式拳銃のコルトM1892の.38ロングコルト弾は威力不足であるとの報告が多数あり、急遽制式拳銃として.45コルト弾を用いるコルトM1873が配備されるという事態があった。アメリカ陸軍ではこの事態を受け、(後のトンプソンSMGの開発者である)ジョン・トンプソン大佐に弾薬のテストを指示。1904年、テストの結果を勘案し「新弾薬として.45口径以上の大口径弾を採用すべき」との結論に達した。コルト社ではこれを受け、軍に売り込むべく新弾薬「.45ACP」を開発。これを使用する、自社のM1900を大口径化したM1905拳銃の発売を開始した。コルト社の売り込みが功を奏し、米軍は.45ACPを新制式弾に決定。1906年、.45ACP弾を用いる次期制式拳銃のトライアルを開始した。最終選考に残ったのはコルトM1905、サべージ・アームズM1907、DWMルガー拳銃.45ACPであったが、DWMは米軍の度重なる改修要求に応じられず脱退。残る2者は軍の要求に準じた改修を繰り返し、1910年、6000発の連続射撃を行う最も過酷なテストが実施された。コルトモデルは一度の動作不良も起こすことなく、トライアルに勝利した。なおサヴェッジ・アームズモデルの動作不良回数は37回であった。 1911年、陸軍はこの新型拳銃を『M1911』の名前で採用。1926年には細かな改修*1を加えられた『M1911A1』に発展した。大戦後、M1911A1の生産は終了したが、軍事大国アメリカの制式拳銃として70年以上に渡って活躍した。1985年にM9にその座を譲ったのちも、アメリカ海兵隊では1986年に海兵遠征部隊(MEU)向けのMEUSOCピストル、2012年にはその後継のコルトM45A1といったカスタムモデルを採用している。奇しくもかつて.45口径の猛威を味わったフィリピンでも、2017年のマラウィの戦いの経験から「.45ACP弾を用いる1911は兵士からその高いストッピングパワーで信頼されている」と発表。2018年にはフィリピン軍の次期制式拳銃として.45ACP弾を用いるダブルカラム仕様の1911クローン*2を採用している。1911の設計は、現代に至るも多くの自動拳銃にも見られる。ハンマーがコック状態のときトリガーをロックするサムセイフティや、グリップを握らないかぎり撃発することがないグリップセイフティなど、安全面でも当時としては非常に先進的だった。とくにティルトバレルロックによるショートリコイルはシンプルながら高い信頼性を有し、21世紀現在でも広く使用されている。また、スムーズでカスタム幅の広いトリガーは、古今様々なシューターを魅了してやまないM1911を語る上で欠かせない特徴となっている。またシングルアクション+コックアンドロックの組み合わせは初弾が重いコンベンショナルDAや機構的にSAよりフィールが劣りやすいプリコックDAなどと比べ、抜き撃ちの初弾から高い精度で撃つことが可能で、元のトリガーの良さも相まって長所の一つに挙げられる。元々がコンベンショナルDAであっても精度が求められる競技モデルなどにわざわざM1911同様のシングルアクション+コックアンドロックモデルをラインナップする例*3もあるほどである。設計の古さ故、現代銃に比べ扱いに難はあるものの、いずれも利点とのトレードオフによるものであったり、後世登場した豊富なサードパーティ製パーツによって補完されたりしている。シングルカラム故、装弾数が少ないが、これは逆にグリップの薄さに繋がり、ダブルカラムが主流の現代フルサイズピストルより握りやすいというメリットにつながっている。また軽量素材を使っていないため比較的重いが、これも逆に重量が反動を吸収し撃ちやすいという意見に繋がっている。シングルアクションオンリー故に安全に携行するには慣熟が必要だが、携行に関してはコックアンドロック時にハンマーの間をブロックできるホルスターが開発されており、抜く時に関しては確実にセーフティを解除できる大型タイプへ換装することで解決を図っている。マガジンベース(底面)が薄く、マガジン自体がフレームにぴったり埋め込んでしまうことから素早いリロードの妨げになり、不具合時に抜き取りにくいこと。このため近代化マガジンではマガジンベースを大型化したバンパーとしていることが多い。露出ハンマー式であるため、手の大きさ・握り方の癖によってはハンマーとビーバーテイルの間に肉を挟まれる「ハンマーバイト」を起こすことがあるが、スパーハンマーをリングハンマーとしたり、テイル形状の大型化するなどで解決している。これまでに約200万挺が生産され、今なおカスタムモデルが特殊部隊などで現役サイドアームとして活躍している。また軍用のみならず、アメリカ国内では民間用としても抜群の人気を誇り、一連のシューティング競技ではほとんど『定番』的存在となっている。こうした軍需・民需の根強い人気もあって、古くからアメリカ国内の中小メーカーや、同国と関連の深いフィリピン、ブラジルのタウルス社などの中南米諸国などで多くのコピー、クローンが製造されていたが、1986年のパテントの失効後は、S&W社などコルト社のライバル社も含めた大小さまざまなメーカからクローンモデルが製造・販売されており、今や民間のカスタムショップ製作・製造の物も含めると、そのバリエーションはまさに星の数ほど存在する。