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【再訪者向け】瀬戸内国際芸術祭 日帰りコース 女木島~男木島~大島

1.この記事のコースはどんな人向け?

今年5回目の開催を迎える瀬戸内国際芸術祭の開幕も目前ということもあり、旅の計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

かくいう私も今回はどの島に行こうか・・・と2019年のガイドブックやネットの情報を元に計画しているところになります。

この記事では瀬戸芸・再訪者の方を対象に、私が2019年に実際にまわってみて最も良かったと思えたコースを紹介いたします。

※瀬戸芸が初めてという方にあまりおすすめできない理由は、このコースは1日で3つの島をまわってやろう!という欲張りパックですから、当然時間に追われることになります(笑)。初めて瀬戸芸に参加される方は時間を忘れて1島を1日かけてゆっくりまわってみてくださいね!

2.2019年当時の行程と時刻表

※2019年4月27日(土)当時の時刻表
瀬戸芸2022公式HPより抜粋 (3/27時点)
  • 瀬戸芸2019のガイドブックには、男木島~大島の航路が載っていましたが、現在の瀬戸芸2022のHPにはこの航路が無くこのルートが2022年も使えるのか不明なのが現状です。実際に行かれる際は、事前確認をお願いします。
    ※4/7追記
    2022年の直島ラインの運行情報が発表されてました!瀬戸芸公式HPにも記載されていることを確認しております。無事3つの島を巡ることが出来そうです。

3.高松港へ到着

朝8:00に高松港を出港するため、余裕を持って現地入りするつもりでしたが、なんだかんだで出港30分前に高松港の無料駐車場に到着。

係の方に事前にPeatixで購入していた前売り券(スマホ画面)を見せて駐車しましたが、総合案内所で交換したパスポートを係の方に見せに駐車場に戻る必要がありました。(無料駐車場の利用は回数制限があるため)

以前、女木島行きの船に出港時間ぎりぎりで乗った際、ほぼ満員で危うく乗れなかったという状態でしたので、少し不安になりながら、駐車場からフェリー乗り場へ早足で向かいました。

案の定、長蛇の列ができていましたが、無事「めおん」に乗船することができました。20分という乗船時間ですが、毎回座るところが無いので、次回は余裕を持って座席を探したいと思っています(笑)

4.女木島

8:20に女木島に到着。
お目当ての大竹伸郎さんの「女根」を目指し、女木港から海水浴場の方向、女木小学校へ向かいます。

恒久展示の「カモメの駐車場(手前)」と「20世紀の回想(奥側)」

海岸沿いに展示されている「カモメの駐車場」は、住民の方々の要望で恒久展示となったそうです。

女木島 海水浴場

島の展示会場は9:00から開始なので、しばし休憩。
島々を見ながらおにぎりを食べるのが恒例です。

さて・・・そろそろ女木小学校へ向かいます。

「女根」大竹伸郎 その①

「女根」大竹伸郎 その②

朝一で「女根」を見たかったのは、あまり人が居ないのでゆっくりと作品を鑑賞できるのと作品に差し込む光がいい感じになることを瀬戸芸2016で知ったためでした。ここはホントに非日常空間で楽しい場所ですよ~。

毎回不思議なのは、「めおん」から結構な人数が船を降りたはずですが、全く人と会わないこと。みんなどこ行ってるんでしょう?? 
ガイドブックでは、まず鬼ヶ島大洞窟をおすすめしているのでみんなそこに行ったのかな??


5.男木島

10:20発の「めおん」に乗り込み、男木島へ。

男木島では3時間ほど滞在時間がありますのでランチを挟みゆっくりとアート作品を鑑賞する行程です。

「男木島の魂」ジャウメ・プレンサ

まず男木港で圧巻なのはジャウメ・プレンサの
「男木島の魂」。
カッコいい建築なので色んな角度で撮影しました。

猪肉のハンバーグ


そろそろ11時なので少し早めのランチへ。
ダモンテ商会さんで猪肉ハンバーグを頂きました。
店内はおしゃれ空間で、ホント美味しかったな~。

「記憶のボトル」栗真由美

少し早めのランチを終えアート鑑賞へ。
記憶のボトルは何回みても素晴らしいです。
時間を忘れて見入ってしまいます。

男木島からの風景

続いて男木島中心部を離れ、大井海水浴場方面へ。
山口啓介さんの歩く方舟を観に行きます。

道中は狭い路地を抜けて海を目指して行きます。
写真はありませんが海沿いでは猫ちゃんたちが日向ぼっこしてて可愛かったですよ~。

6.大島

旅の最終目的地、大島へ。
15分ほどで大島へ到着し、ガイドさんの説明を受けながら島をまわることになります。

「海のこだま」つながりの家

やさしい美術プロジェクト、木造船、山川冬樹さんの「海峡の歌」を鑑賞後、交流会館へ。交流会館の島のジオラマは必見です。

大島のフェリー乗り場

交流会館では時間が足りず、16:30の最終便で高松港へ帰ることに。瀬戸芸2022でも再訪したい島の一つです。

7.行程を終えて

私は2013年~2016年まで瀬戸内地域に住んでいたこともあり、会期中は週末が来る度に分散して島巡りをしていました。

しかし、2019年から瀬戸内を離れたため島巡りに使える日程に制限がかかった関係で、このような詰め込みパックを計画し実行してみました。

万人におすすめできる行程ではありませんが、船に乗る回数も多く(計4回)、旅気分が味わえるのと、瀬戸芸の魅力を一日でギュッと体験できるコースなのではないかと思っています。

皆さんのお気に入りやおすすめのコースがありましたら、ぜひ教えてくださいね。

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