枝分かれ
だって君も私がいなくても大丈夫でしょ?
私は私の中に、君を好きでいる気持ちさえあれば大丈夫なんだよ
届けたい気持ちはあっても、届けなければならない言葉はないんだよ
まず届かないもんね
届けられる人が、私の代わりに届けてくれる
でも届けなくてももう君は私の気持ちを十分知ってるでしょ
それでいいんだよ
私の存在が大きなものの中で透明化して、その大きなものに私の自己の全ては存在しない
必要十分条件じゃないっぽいよ
君は君でいることを楽しんでるから、私も私でいることを楽しむことにするよ
私でいることはつまり、見栄を張って君を好きでい続けたり、私自身をすっぽかして君にずっと現を抜かし続けたりすることじゃない
もちろんずっと大好き
ただそれが瞬きするみたいに、呼吸するみたいに、自然なことになっていくだけ、無理しないんだ
君が君のこと大事にしてるみたいに、私も私を大事にするね
君が君のことを大事にしてる生きてる姿、すごくキラキラしてて楽しそうなんだ
君の自分で生きていく力が目に見える
なんか悪い言い方しちゃうけど、君のこと利用してもいいかな
君のこと、真似するね
君に貰ってばっかりじゃつまんないし、だからってこっちからじゃあげらんないし
君から貰うのが嫌いなわけがない、最高に嬉しい
だけどさ、私も私で生きてみたいんだ、君が見えるようで見えない所で
行く道が別れても、来た道は永遠に一緒にだから、全然怖くないよ
なぁに、ちょっとそこまで行ってくるだけだよ
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