見出し画像

自分の自由を手に入れる!アドラー心理学による人間関係の築き方

家事・育児・仕事で自分の時間がな〜〜〜い!
ママの日常は、本当に毎日忙しい!

それに、
幼稚園や保育園などのママ友とも関係性や、
義母・義父など義実家との関係性など、人間関係の悩みも多いですよね。

その背景に目を向けると、実は
「〇〇しなきゃ」「こう思われたくない」に縛られがちではありませんか?

そんな全ママに伝えたい!

アドラー心理学を使えば、人間関係のストレスを減らし、もっと自由に生きられる

ということを!
この記事では、アドラー心理学の考え方をもとに
「人間関係をラクにする方法」 をお伝えできればと思います。

ママが自分の自由を手に入れるためのヒントになったら嬉しいです♡



1. アドラー心理学とは?

アドラー心理学とは、オーストリアの心理学者、
アルフレッド・アドラーが提唱した心理学のことです。

皆さんも一度は聞いたことがある、『嫌われる勇気』で有名になり、
「人間関係の悩みをなくす方法」として多くの人に影響を与えました。

簡単に、アドラーの考え方をまとめると、

1.すべての悩みは人間関係の悩み
2.課題の分離(相手の課題に介入しない)
3.承認欲求を捨てる(他人の評価を気にしない)
4.目的論(過去の原因ではなく、未来の目的を考える)
5.共同体感覚(他者と対等な関係を築く)

詳しく気になる方はぜひ、「嫌われる勇気」を読んでみてくださいね!
ただ、割と読みにくい本でもあるので、
中田敦彦さんのYouTube大学など、要約している動画を見るのもおすすめです。


2. ママが自由を手にするために実践できるアドラー心理学の考え方

では、そんなアドラー心理学を自分にどう生かしらいいのでしょうか?

本を読んでインプットしても、行動としてアウトプットしないと
結局は宝の持ち腐れになってしまうので、
具体的な行動を例に出しながら、お話ししてきます!

① 課題の分離:「他人の気持ちはコントロールできない」と知る

「ママとして〇〇しなきゃいけない」という思い込みを手放す

例:「子どもが野菜を食べないと、私がダメな母親だと思われる」
  →子どもが食べるかどうかは 子どもの課題
   ママは食事を準備するだけでOK!

そもそもなぜ、
「野菜を食べないといけないと思っているのか」を考えてみるのもポイント📍

・食わず嫌いはいけない
・野菜を食べないと健康にならない
・好き嫌いなくなんでも食べた方がいい

こんな風に思っていませんか?
でも、「それって本当?」と一度立ち止まってみて欲しい。

私たち大人だって、たくさんの食わず嫌いをしているし、
野菜を食べずに健康に育っている人だっている。

そもそも、こういった私たちが思う「いわゆる常識」って、
自分の周りの狭い世界の中でしか通用しないことだったり。
(コオロギなんて私は一生食べたくないし、
 世界には、虫を食べる文化だってある。)

子どもは本能的に「自分に必要なもの」がわかっているはずだから、
子どもを信頼して、白いごはんとお味噌汁を用意してあげましょう!

ママの料理にかける時間や労力と
子どもや家族の満足度は比例しない場合が多いので、
毎日の料理作り、そんなに頑張らなくても大丈夫!!

② 承認欲求を捨てる:「みんなに好かれる必要はない」

ママ友との付き合いで無理をしていない?

毎日怒涛に流れてくるLINEの会話や、
お迎えで集まるママ同士のおしゃべり時間、本当に楽しい?

「みんなにいい顔をしなきゃ」と思うと、自分の自由が奪われていきます。

そして、毎日やることリストが増えて、時間がなくなり、
ママのストレスは大爆発!
結果として被害を被るのは子どもやパパ。

子どものために、ママ友と仲良くしようと思っているのに、
結果としてストレスの捌け口が子どもにいくとしたら、
元も子もない話で、誰も幸せになれない。

だから、
「自分の居心地の良さ」を選んでみて欲しいです。

③目的論:「過去ではなく、未来に目を向ける」

「子どもにガミガミ言ってしまう…」

子どもが○○○○だから怒ってしまう、って考えるけど、
本当は違う、というのがアドラー心理学。

子どもを支配したい、上下関係を示したい
そんな思いがあるから、怒るのだ、と。

だからこそ、「自分がどうなりたいか」を考えていくのです。

ドバイには「子どもを怒る」という概念がないと聞いた時、
私はとても衝撃を受けました。

私は自分が怒るという行為をすることで、
子どもを支配し言うことを聞かせようとしている
そう思ったら、とても恐ろしくなりました。

それもあって、「子どもを怒ることを手放したい」と思い、
欲望リストに書いています。
(小田桐あさぎの欲望全開手帳を使用しています)

怒りではなく、言葉で伝える。
コントロールできないことは、課題の分離だと意識する。

子育てはイレギュラーの連続で、大変なことばかりですが、
目の前にいる可愛い我が子を、愛おしく思いたいですよね。

④ 共同体感覚:「夫・子ども・ママ友と対等な関係を築く」

何度か出てきている「コントロール」
子どもに対しても、コントロールしようと思わないこと。

そして、旦那さんとも対等でいること。
自分の方が家事分担が多くて、協力して欲しいなら、
「私ばっかり家事してる!」と 愚痴るのではなく、
旦那さんと聞き合いをする。

「私ばっかり家事してる!あなたもちょっとはやってよ!」
ではなく、
「今、家事の負担が大きくてしんどいんだけど、どうしたらいいかな?」と
聞いてみる。

どんな返答であったとしても、
一旦は受け止めて、また再度聞き合いをしてみる。

人間関係に上下なんてない、と意識するだけで、
自分をもっと大切にできるんじゃないかって思うんです。

3. アドラー心理学を活かして、ママがもっと自由になるための行動リスト

✅ 1日1回、「これは本当に私がやりたいこと?」と考える
✅ 「子どもが〇〇しないと恥ずかしい」と思ったら、
  「それは私の課題?子どもの課題?」と考える
✅ 「無理な付き合いをしていない?」と定期的に振り返る
✅ 「夫や子どもと対等な関係を築くために、伝え方を変えてみる」

私になんてできない!と思う方もいるかもしれませんが、
ゼロヒャクで考えるのではなく、
できるところから一歩ずつ、少しずつやってみませんか?

4. おわりに

子育て中のママは、本当に家族のために頑張っている!
だけど、ママの人生はママだけのもの。
そして自分自身の幸せが本当は1番大切。

だからこそ、「自由になること」を今よりちょっとだけ意識してみませんか?

アドラー心理学を日々の意識の中に取り入れると、
人間関係のストレスが減り、結果的に自分の時間を持てるようになるはずです。

「嫌われる勇気」を持つことで、 もっと自分らしく、もっとラクに生きられる!

まずは 「課題の分離」 から意識して今週を過ごしてみてくださいね!

いいなと思ったら応援しよう!